最近のいくつかの記事では愛について書いていますが、宇宙や自然の中の法則を中心に書いたので、いまいち現実味がないという方も多いかもしれません。
私は、愛とは恋愛や誰かを好きになるとか大切に思うことだろうと思ってました。
それに愛なんて科学的じゃないし、都市伝説と関係ないとも思っていたのでこれまでほとんど興味がありませんでした。
ところが、愛とは無縁そうな都市伝説をきっかけに自分なりにネットや書籍から情報を得ていくにつれ、この世界は全てが愛からできていることが理解できたのです。
まさに「愛こそすべて」なのです。
もしかすると、このことも現在の世界では隠されていることなのかもしれません。
つまり、愛は恋愛や家族を思う感情だと強調し、敢えて愛を理解しにくくしているのです。
今回は、もう少し理解しやすい身近な愛について書いてみたいと思います。
愛による法則
これまでの記事で、この宇宙の全てのものはある法則に従って存在していることを書きました。
その法則の元になっているのが愛です。
例えば重力や引力です。
重力や引力自体が愛というより、背後に愛があるからそういう働きになるという感じです。
このようにごく自然なことが愛によるものです。
この自然の法則に従う生き方や存在の仕方が愛と合致した生き方です。
もしこの法則に逆らったとしても、必ず法則通りになる力が働きます。
正確には法則に逆らうというのではなくて、愛の段階が違うだけで、全ての物事の後ろに愛はあります。
私たち人間ももちろん例外なくその法則の中で生きています。
自然や動物は意識しなくても普通に法則通りに存在して生きています。
この宇宙の自然の法則に従って生きると、色々な事がスムーズにいき、法則に逆らうと摩擦のように何か障害が起こったり苦しんだりします。
法則とはどんなもので、法則に従う生き方とはどんな生き方なのでしょう。
情熱は愛から来る
自然の重力や引力のように目に見える法則の結果はわかりやすいと思います。
自然の中の植物や動物は常に自分が気持ち良いとか心地よいと感じる事に向かって生きていると思います。
これらの自然は感情を持って動いているのではないです。
本能に従っているだけです。
それは細かく見れば重力や引力に従っているだけです。
とてもシンプルですね。
その結果がその植物の繁殖や成長につながり、動物の繁殖になり、鉱物などの作りになっています。
同じように、人間の体も自然にこの法則に従って動いて生きています。
人間の体の働きは人間の意識に関係なく動いているので、自然の法則に従っています。
でもこれを私たち人間の行動に当てはめてみると、ただ本能に従うというのとは少し違うと思います。
人間は繁殖するためだけに生きているのではないからです。
本能の欲望に従うだけでは動物と同じです。
では人間の目的は何かというと、進歩することです。
進歩というと難しい気がしてしまいますが、科学的な進歩というよりも、精神の進歩が大切です。
それは簡単に言うと宇宙の法則である愛に則った生き方をすることです。
そうすると、結果的に人間は宇宙文明に向かって進歩することになるのです。
それが人間の生きる目的です。
そのためにはどうするといいのか。
他の自然の動きが見本になります。
常に私たちがその瞬間にしたいと感じる事を実践することが、法則に従っていることになるのです。
自分の中から出てくる思いというか、してみたいと感じることに従うのです。
愛による法則は引力のようなものだからです。
私たちが自然にしたいと感じることは、愛による引力に導かれているのです。
もしもしたいと思う事が愛とはかけ離れたものに見えるなら、それは何か自分にとっての利益や誰かを傷つけたいという利害を考えた欲望だからです。
人間から自然に出てくる純粋な思いには利害なんて無いのです。
関さん風に言えば「情熱がとまらない」ということです。
いつも自分の中から湧いてくる情熱に従えばいいのです。
その情熱が道しるべのようになってくれます。
考えないで感じる
その時その時に、一番自分が心地良い事やどうしてもしたいと感じることをすればいいのです。
ちょっとしたことからでいいです。
今、なぜかあの音楽が聴きたいとか、なぜか急に抹茶アイスが食べたいとか。
もっと大きいことでいうと、バンドをやりたいとか物語や漫画を書きたいとかです。
なぜ今それがしたいのか、考える必要はありません。
なぜかそれをしてみたいから、それだけでいいのです。
これが愛による引力だからです。
このときに考えてしまうと、そんな事をしても意味がないとか、時間のムダだからやっぱりやめておこうと思ってしまうかもしれません。
その考えは、この世界で生きてきた価値観から来るものの可能性が高いです。
ただ、本当は自分の願望に従う方がいいですが、もしも周りの人を巻き込んだり、抵抗があるときにはやめておくといいです。
そのときの周りの環境はまだ、この宇宙の法則に則って作られていないのかもしれません。
その場合は大きな抵抗があります。
いつかは法則に従う形になるときが来るかもしれませんが、今はまだその時ではないのです。
それから、これは自分のしたい事だと思うけどちょっと心配がある、というときもやめておくといいです。
そんな時はまず、その時点で無理なくできる形で始めてみるのがいいです。
それだけで一歩進んでいます。
少し遠回りになっても、自分にできる範囲のしたいことから実践するようにすればいいだけです。
何も無理がなく本当に自分が今したいことなら、そのことに全力で取り組めばいいだけです。
世界は全て愛に導かれている
本当に自分がその瞬間にしたい事をしていくと、次第に自然にすべてが良い方向に向かうようになるでしょう。
そしてどんどんしたい事が出てくるようになります。
それは植物が育つのと同じく自然なことです。
植物は各部位がそうなっていて、結果的に育つようになっています。
人間の体も自然に生命が維持されて成長しています。
では人間が1人ずつその時にしたい事を感じて実践すると、何がどうなるのでしょう。
一人一人が進歩できるということにつながるのもありますが、人類全体を大きな一つの生命だと考えた時、その生命が育っていくことになります。
つまり、一人一人が自分のしたいと感じたことに従うと、人類全体が成長していくことにつながるのです。
まるで各細胞がひとりでに分裂していったり、血液が流れるようにです。
ただし、その時にしたいと感じることは人それぞれ違います。
ですから皆んなで同じことをする必要はないのです。
さらにこの地球の人類の成長を助けようとしている宇宙の仲間は、この宇宙を大きな一つの生命体と考えたとき、宇宙全体の成長につながる自然なことをしているだけなのです。
全ては愛から起こっているのです。
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