サタンの本当の目的と光と闇の二つの勢力 Vol.204

世の中について

この世界には、大きく分けて二つの勢力があります。
それは光と闇にたとえられたりします。

これまでの世界はずっと闇の勢力が強い世界でしたが、現在は光が少しずつ強くなってきています。
そして現在の世界の混乱は、光の勢力が強くなっているために起こっているものです。

光が強くなっているなら世界は平和になるような気もしますよね。
それなのになぜ光が強くなると混乱が大きくなるのかというと、現在のこの世界は闇のシステムで成り立っているため、光を入れると大混乱が起こるのです。

闇の勢力

以前に「光と闇の戦い」について書きましたが、光とは「神」に従う意識や行動で、闇とはサタンの仕掛けた罠にはまり欲に支配されたものだと書きました。
これは最近よく登場するQやDSの話だと思う方もいるかもしれませんが、Qが光でDSが闇というような単純な話ではありません。
光と闇とは人間の心を表しているのです。
誰にでも光の部分と闇の部分があり、その割合で光と闇に分けられます。
今日は光が大きかった人が明日は闇に支配されていることもあるのです。

ですのでQの中にも闇が大きい人がいるかもしれないし、DSの中に光が大きい人がいることもあります。

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現在のお金や地位、学歴など物質的なものに価値があるとされているこの世界は、欲に支配された闇のシステムで成り立っているといえます。

Q関連の情報で噂されている通貨リセットや量子金融システムなどは、本当に実現するならば世界の貧困の問題がなくなるといわれています。
それはこの世界が変わるためには始めに必要なことでしょう。
ただ、そのシステムを利用して自分だけが先に多く利益を得られるという情報などは、たとえそれが本当だとしても、どう考えても光というより闇の要素が大きいと思います。

このような「裏の」「特別な」情報は、宇宙の自然の法則に則った光側のものではなく、人間の欲を利用してできるだけ多くの人の心の闇を大きくしようとする闇側の仕掛けていることだと私は思います。
もしもこのことが現実になって情報を早く得た人たちが得をしたとしたら、その人達の中にはその資金を使って何も知らなかった人たちを助ける人もいるかもしれませんが、恐らく多くの人はそのお金に目がくらんで自分の欲に利用する可能性が高いです。
これは、この世界で光の勢力が強くなることを懸念した支配層の罠かもしれないのです。

この世界ではそのときの意識で誰でも光が多くなったり闇が多くなったりすることはあります。
それをコントロールできるのは本人の意識だけです。

この世界のシステムは人間の自然の進化でできたものではありません。
サタンが人間に与えたものです。
「サタン」とは一人の人物というよりも宇宙文明で生きている人々の派閥のようなものであり、肉体を持って実在している存在です。

サタンの本当の目的

サタンは宇宙文明で生きる存在ですが、地球に創造された人類を欲に支配されやすい野蛮で危険な存在だといつも宇宙文明に訴えていて、1ミリも人間を信用していませんでした。
そのためサタンは宇宙文明から、イエスや他の預言者の知性や「神」への忠誠心を試す役割を与えられていましたが、今はその役割とは別の目的があると思います。
その目的を果たすため、現在はこの世界のピラミッドの頂点にいる人間たちと連絡をとっているのではないかと思います。

ただ、このことについての証拠はないし、私はサタンに会ったことも見たこともないのでこれは私の想像ではありますが、一応聖書やその他の書籍を参考にしています。
サタンがこの世界の頂点にいる人間とやりとりしているというのは、「地球人は科学的に創造された」に書かれている著者とサタンの会話を元に私が考えたことです。

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サタンが人間の預言者を決める際に行っていたテストでは、わざと「神」を裏切るように仕向けたり、恐怖を与えたり誘惑して欲を刺激されても心を動かさずに「神」に忠実でいられるかを見ていました。

ここでいう「神」とは、近い存在でいえば宇宙文明の人々のことですが、もっと広く表現すると宇宙を作っている自然の法則や、自分の中にある善に従う心です。

そのテストは聖書にも書いてありますが、「神」を裏切ったりサタンを崇拝すれば、この地球の富や支配権を与えるなどと言ってその人間の心を惑わすものです。
その内容は嘘ではなく、本当にサタンの要求に従った人間には富や支配権を与えていたのだと思います。

サタンにはこの地球での富を自由に操る力があるようです。
このことから、この世界で現在支配層にいる人々の先祖は預言者に選ばれる可能性があったのに、サタンのテストでサタン側についた人間の可能性が高いです。

ただ、このサタンの要求にはもう一つの目的があります。
それは人類が自ら滅亡するように誘導することです。

なぜ人類に自分で滅んでほしいのかというと、サタンを含む宇宙文明はノアの大洪水のあとに、人類を滅ぼすことはしないという契約をしたからです。

本当なら人類を滅ぼしたいけどそれは契約でできないため、できれば人類には自分で滅んでほしいと今でも思っているのです。

そのため、この世界のピラミッドの頂点にいる人間は、サタンの要求に従い人類が自滅するように世界を誘導しているのではないかと思います。
それは契約に反するような気もしますが、サタンの誘いに乗るかどうかは強制ではなく人間自身の自由な選択なので、これは宇宙文明も許していることなのでしょう。

サタンから誘いを受けた人間は、サタンの人間に対する危機感を理解してサタン側についているのでしょう。
つまり、サタン側についた人間は人類が自滅することは宇宙全体にとって良いことだと考えているのかもしれないのです。

さらに、サタンに従う人間には実際にこの世界での富や権力が与えられるので、地球での支配層になります。
従わない人は恐らく支配層にはなれません。
そのため、この世界を支配している人間はほとんどサタンの考えに賛同していると考えていいと思います。
ただ単に富や権力のためだけにサタンに従う人間もいると思いますが、それはそれでサタンにとっては人間の悪い部分が原因で自滅するだけなので問題ないのです。

もしもサタンや支配層に従って成功していても、途中でその思想に賛同できなくなって従わなくなったとしたら、恐らくその時点でその人はそれまでの地位や富を奪われるのだと思います。
例えば、この世界で高い地位があったり成功者といわれる人が、突然スキャンダルなどの報道でその地位が奪われます。
それは普通に見たらその人の失敗や堕落のように見えますが、実は闇の権力に従わない選択をした勇気のある行動の結果なのかもしれません。

ではこの世界で富を持っている人は全員がサタンの勢力かというと、それは違うと思います。
サタンに従って富を得ている人の多くは、その富や権力を持つだけの実力がないのになぜかその地位を得ていますが、サタンに従わずに実力で富を得る人もいます。
そういった人は、この宇宙の自然の法則に則って富を得るための行動をしたのです。

ただ、そのような実力のある人々は人類に影響を与える力があるため、支配層から目を付けられ誘いを受ける可能性があります。
今以上に成功できる約束などを持ちかけられるのです。
これはこの世界のサタンのシステムの一つになっているので仕方ないのです。

ここで誘いに乗るか乗らないかは自由です。
もし誘いを断れば、それ以上の成功は決してできないのだと思います。
しかし誘いに乗るということはサタンの勢力になるということです。
どちらを選ぶかは本人の自由です。

それまでは自分の実力で頑張って成功できたのに、誘いを断ると突然その成功が無しになるのは理不尽で納得がいかない気もします。
ですが、そもそも富や名誉などで地位を得る世界はサタンのシステムで成り立っていて、そのシステムを利用して成功できたのですから当たり前といえば当たり前なのです。
反対に絶対にサタンに従わないということは、この世界で成功できないどころか、あらゆる富や地位を奪われる恐れがあるということになります。

以前に「サタンからの誘い」の記事で紹介した、「地球人は科学的に創造された」の中での著者のラエル氏がサタンと話したことの中に、もしもラエル氏がサタン側でなく「神」側について行動する場合の可能性をサタンはこう言っていました。

あなたが、ヤーウェから与えられた使命を果たし続けようとするなら、あなたは大変、貧しいままでしょう。あなたは皆に馬鹿にされ、苦しめられ、恐らくは投獄され、あるいはあなたの兄弟たる人間たちに殺されるかもしれません。

現在のこの世界はこういった思想をもった人間たちが支配しているため、支配層が広めているこの世界の一般的な考えやシステムに従うと、一見すると地球や人間にとって良いと思えることでも人類が自滅する方向に向かうのです。
それが宇宙全体のことを考えたサタンによる善の行動であり、それに従っている人間も、人類が繁栄するのは悪で自滅に向かうのが宇宙にとっての善の行動だと考えていると思います。

このような支配層からこの世界のシステムが作られていますが、末端の組織などはサタンの存在を知らないかもしれません。
また、良心をもった末端の組織のトップがいたら、この自滅に向かうシステムに従わないかもしれません。
その場合、トップの人間を命令に従う人間に変えるか、恐怖や人質をとって命令に従わせるのでしょう。

これは普通に考えたら良いことのはずはないと思うかもしれません。
ですが、たとえば農作物を育てる農家にとって害虫を駆除することは良いことというより必要なことです。
人間を害虫に例えるなと言われそうですが、サタンにとってはどちらも同じようなことなのです。

サタンの作ったシステムによって心が欲に支配されている人たちが闇の勢力で、この反対側にあるのが光の勢力です。

光の勢力

光とはこの宇宙のすべてに共通する自然の法則に従うということです。
人間の心に生まれつき備わっているのは愛です。
その愛を中心にした自然な心に従うことが光だといえます。
自然な心に従うと今自分に必要なことがわかり、必要以上に手に入れたいという気持ちは起こりません。

それは節約をするとか貧しい生活をするということではなく、誰かと比べたりせずに自分なりの快適な生活ができればそれ以上は必要ないということです。
誰もがそうした生き方ができれば、誰かから無理やり奪おうと考える人はいなくなると思います。

そして光の勢力とは過剰な欲に従わず甘い誘惑に乗らない人々です。
自然に光の生き方になっている人もいるし、意識して光を選ぶ人もいます。

もしも人間の多くがそのような人ならばサタンという存在は現れなかったでしょう。
たとえサタンがその人類に欲の罠を仕掛けたとしても誰も見向きもしなければ存在できないからです。
しかし、現在の地球の人類は残念ながらまだまだ未熟なため、欲に負けてしまう人が多いのが現状です。

この世界はサタンのシステムに支配されていてあらゆるところにサタンの誘惑が仕掛けられているので、意識していないといつの間にか闇に引き込まれてしまうことがあります。
ですので闇を知り、常に光を意識して生きている人々が光の勢力といえます。

人間はどうしても欲に引っ張られてしまうため、華やかな世界や贅沢な生活に憧れるのもわかります。
そのような誘惑に乗るか乗らないかは個人の自由です。

その誘惑は巧妙に仕掛けられているので、この世界で普通に生きているといつの間にかサタンのシステムに従っている場合もあるでしょう。
気づいた時点で止めればいいのですが、たくさんの人や組織と関わったりして後戻りできないところまで行くとなかなかやめられなくなってしまいます。

こういったサタンの誘惑に最初に乗らないようにするためには、欲を刺激されるようなところには行かないとか、この選択は自分の欲や見栄を優先していないかを常に自分に問うといいと思います。

これからは光が強くなる時代

今の時代は聖書での終末の時代で、サタンの滅亡が近いときです。
これは言い換えれば光が大きくなる時代です。

以前にも書きましたが、今は多くの人が物質的な欲は満たされている時代なので、これまでのようなこの世界の誘惑には乗らない人が増えていくでしょう。
その代わりに、これからは精神的に満たされることを求める人が増えていくのです。
それは愛でしか満たすことができません。
そして愛は、受け身でもらうのではなく与えることで満たされます。

ただ、見た目だけ愛のある行動をして実は自分のために行動するのは愛ではなくエゴです。

今の時代は情報が溢れているので、その人が本当に愛で行動しているのか、実は自分の欲のために行動しているのかが明確にわかってしまう時代になります。
たとえその場ではうまく繕ったり隠したりできても、後で必ずバレます。

まるで暗くて隠れていた場所にも光が当たって丸見えになるような感じです。
まさに光の時代ですね。
ですので、何事も全てどこかで誰かに見られていると思って恥ずかしくない生き方をしましょう。

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