光の子と闇の子の戦いとは何か Vol.188

キリスト

Qプランでよく語られているのが光側と闇側の戦いです。
といっても今の世の中で起こることは光と闇のどちらの出来事なのかが区別しにくくなっています。
光とは聖書でいえば神に従う考えや行動で、闇とはサタンを始めとした悪魔に影響された言動です。

これは聖書だけではなく、宇宙の法則に則っていて自然に従うものは光で、その反対が闇になるのだと思います。

今までの世界はほぼ闇側のシステムで悪魔に支配されていましたから、世界で起こる大きな出来事もほぼ闇側である支配者が起こしていたと考えられます。
しかし、最近起きている出来事は光側が起こしている可能性も考えられることから、闇側の力が弱くなっているともいえます。

光が大きくなっている理由

聖書にはありませんが、聖書の一部とされる死海文書に光の子と闇の子の戦いという言葉があります。
これは私はやりすぎ都市伝説で以前に知ったのですが、聖書には書いていないことだと思ってあまり深く考えていませんでした。

その中での「光の子」は聖書を基本に生きるキリスト教徒であり、「闇の子」は悪魔に支配されて生きる人たちです。
どちらも遥か昔からこの世界に存在していましたが、この世界は悪魔の支配する闇側のシステムになっているため、どちらかといえば光側はそのシステムにはあえてなじまずに生きてきた人々だと思います。

例えばこの世界はお金や物質など、目に見えるものに価値がある世界ですから、それらを重視して生きる人々は成功できますが、良心に従って生きる人はこの世界の価値観を受け入れることが難しいため、居心地の悪い世界でした。
これは宗教とは関係ありませんが、この世界全体を光の子と闇の子という分け方をするならば、お金や物質などで欲を満たすのが楽しいという価値観の人が闇の子であり、どちらかといえばお金や物質で欲を満たすことには興味がなく、それより良心や自然に従って生きる方が楽しいという価値観の人が光の子なのだと思います。

これまでは光の子の勢いは世界の中ではとても小さなものだったために、闇の子と同じ土俵に立つことも無理でしたが、今はようやく戦えるくらい光の子の勢いが強くなっていると感じます。
それでも世界全体で見るととても少ない人数だと思います。
少ない人数が光の子になるだけで、今まで世界を支配してきた闇の子の勢いと戦えるくらい大きな力になるのですから、もっと多くの人が闇から光になれば、あっという間に世界は光に包まれると思います。
その戦いが今この世界で起きていることなのでしょう。

なぜ今は光の子の勢いが闇の子と同じくらい大きくなっているのかを考えてみると、以前にも書きましたが、人類はテクノロジーの進歩によって物質的な欲が満たされたためだと思います。
物質的な欲が簡単に満たされる時代では、人々は次のレベルの欲を満たしたくなるのです。
それは心の充実です。
心の充実は物質ではなく愛によってしか得られないのだと思います。

世界の始まりに闇が与えられた

この世界の始まりの頃に創造主から敢えて闇が与えられたと考えられます。

闇というのは具体的には人間の欲を刺激して誘惑するものや創造主を裏切るように仕向けるものです。
なぜそんなものを与えたのかというと、その始まりは人類の進歩のためと創造主からの伝言をきちんと伝えてもらうためでした。

例えばこの世界はこの先どうなるかや、人はどう生きるべきか、どうすれば人類は次の文明へ進歩できるのかというものです。

創造主が選んだ預言者がその伝言を正確に裏切ることなく、最後まで人類に伝えることができる人間かを判断するためのテストが必要だと訴えた存在がいたのです。
その役目を果たしているのが聖書でいえばサタンですが、他の宗教にも同じような役目の存在はいます。
どれも創造主や宇宙文明の存在です。
そもそも宗教自体が創造主たちから人間に与えられたものでした。

サタンのような存在は、人類が創造されたときからずっと人間を信用していなかったため、そのようなテストを創造主から依頼され、実行することになりました。
その他に、人間の欲を利用して科学の発展を促す目的もあったと思います。
全ては人類が次の文明へと進歩するためだったのです。

ただ、そのテストの過程でまんまとサタンの誘惑に乗ったり創造主を裏切ることに乗ってしまった人間は、サタンの言う通りに悪魔を崇拝してしまったのです。
それを目の当たりにしたサタンはきっと、やっぱり人間は信用できないと思ったかも知れませんね。

サタンは人間に富を与えることができたので、サタンに誘惑された人間は心の闇に支配されるようになってしまいます。
そうして闇に支配された人の後継者たちもどんどん闇に支配されてきたのでしょう。

そのおかげで確かに人類はここまで進歩してきました。
ただしその進歩とはテクノロジーの割合が大きく、精神的な面ではまだまだ進歩が必要な状態です。
与えられた闇をどうするかは人間次第だったのですが、あまりにも大きな闇となってしまったと思います。

しかし、宇宙を支配している基本の法則は光である愛ですから、いくら闇が大きくなったとしても、必ず基本の法則どおりに力が働きます。
それは例えば流れている川を逆流させようとするとすると、一度は逆に流れたとしても結局川の自然の流れには逆らえないのと同じことです。

光とは自然の法則と同じであり、闇はその法則に逆らおうとするものです。
いくら頑張って逆らっても、いつか必ずその力は弱くなり、そして光には逆らえなくなるのです。
だからこの世界の光の子と闇の子の戦いは光が勝利することになっているのです。

ですが、光が勝利することが、必ずしも光の人間たちが生き残るとはいえません。
光とは愛であり、自然の法則です。
もしもこの世界の闇の人達がテクノロジーを悪用して人類が滅亡したとすると、それはつまり科学を利用した自然の法則によるものですので、闇は消え光の勝利となるのだと思います。
ではなぜ人類が滅亡しても光の子である人間の勝利といえるかというと、滅亡した後にこの地球に新しい文明世界を作るからです。
その世界に生きる人間は、創造主や宇宙文明の存在を信じ、その教えの通りに生きた人や、人類の進歩のために貢献した人で、光の子だからです。
宇宙文明には死は存在せず、光の子の人間ももう一度同じ人間として新しい地球の世界に復活できます。

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もしも人類が滅亡せずに新しい文明に移行できるなら、きっともっとたくさんの人たちがその世界に住めるので、できれば滅亡しない方がいいですね。

実際に現在の世界の状況を見ていると、なんとなく闇の子の勢いが衰えてきているようにも見えますが、それはまだはっきりと目に見えて現れているわけではないため、何とも言えません。

今回の内容は、聖書や死海文書と「地球人は科学的に創造された」をもとに私が考えたものですので、信じるか信じないかは皆さんの自由です。

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