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イエス・キリストの復活によって救済されることの意味とは Vol.115

投稿日:2019-08-04 更新日:

イエス・キリストの復活とは、イエスが十字架で死んで3日目に蘇った出来事のことです。

それについて、以前にこのような記事を書きました。

関連記事キリストの復活の真実。キリストは現代の人々のために犠牲になった Vol.32

このイエスの復活については専門家の間でも意見が分かれているようです。
例えばイエスは本当は死んでいなかったとか、復活したのは肉体ではなく霊的な復活だったとかです。

ですが今回の記事のポイントは、イエス・キリストの復活の信ぴょう性ではなく、イエスの肉体の復活の意味についてです。

ですから、今回はイエスは確実に死んで肉体が本当に復活したという前提で書いていきます。

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人間を救済するため?

キリスト教などでは、イエスはこの世界に救世主として生まれてきたといわれています。

救世主とは何なのかというと、人類を救済する存在ということです。
そういわれても私たち人類が何から救済されるのかがいまいちよくわかりません。

死からではないですよね。
だって人間は今でも普通に死にますから。
ですからイエスの死によって人間が死から救われたとはいえません。
でも救済されるといわれたらそれくらいのことであって欲しいです。

まさか死んでから天国に行けるよ!とかそういったことではないでしょう。
死後のことを保証してもらってもピンときません。

そんなのはキリスト教徒など信仰が深い人しか納得しないと思います。
それではわざわざ聖書の1番大事な部分だとして強調しないと思います。

ですからイエスの死と復活による救済は、人類の誰もが納得できるものであるはずです。

そこでウィキペディアの「救済」を見てみました。

また、未来において世界が終末を迎えたとき、神が人々を裁くという最後の審判の観念もある。その時混乱の極みにある世界にイエスが救世主として再臨し、王座に就くとされる。死者達は墓の中から起き上がり(伝統的に火葬しなかったのはこの時甦る体がないといけない為)、生者と共に裁きを受ける。信仰に忠実だった者は天国へ、罪人は地獄 (キリスト教)へ、世界はイエスが再臨する前に一度終わるが、この時人々は救済され、新しい世の始まる希望がある。(千年王国)

参考:ウィキペディア / 救済

これが救済の内容です。

‥‥わかりますか?

私はこの文章からは、はっきり言ってよくわかりません。
わかりますが、端折りすぎているからです。

それに信仰が何よりも大切なことのように書いてあると、やっぱり宗教色が強くて一般の人には関係のない話に感じてしまうと思います。

そうするとキリストの死と復活による救済とは、キリスト教徒など信仰が深い人のためだけのもののようにも思えるでしょう。

キリスト教ではそう捉えられているかもしれませんが、イエス自身はそうではなく、人類全体の罪の救済のために死んで復活したのだと思います。

では、イエスにとってのイエス自身の死と復活の意味とは何だったのでしょうか。
イエスから聞くことはできないので、私なりの考えを書いてみたいと思います。

イエスはなぜ処刑されたのか

まず最初に、イエスはなぜ死ぬことになったのかについてです。

イエスの死については、「マタイによる福音書」など新約聖書の4つの「福音書」など何箇所かに書かれています。
それぞれ別の人物が書いたものですが、同じ現実を見てその事実を書いているようです。

聖書を読んでみると、イエスは何も罪を犯してはいませんでしたが、当時のユダヤ教のあり方を批判し、ユダヤ教の祭司長や律法学者たちから反逆者だと訴えられました。

そしてそのユダヤ教の指導者たちに、ローマ帝国へと引き渡され、十字架にかけるようにと何度も訴えられました。

訴えを聞いたローマ帝国の総督のピラトは、その訴えを聞いてもイエスには死刑になるような罪が見当たりませんでした。

しかし、ユダヤ教の指導者たちの訴えを聞き入れないと騒ぎが収まらないと考え、仕方なくイエスを十字架にかけて処刑したのです。

ですからこの世界の多くの人間からみれば、イエスは何の罪も犯していないのに処刑されたのです。

しかし創造主からみると、このイエスの死は生まれたときから予定されていたものだったようです。
その証拠に、イエス(救世主)の死と復活は旧約聖書で預言されたものだからです。

その記述が本当にイエスについてなのかは、読んだ人の捉え方になると思いますが、誕生からかなり細かく書いてあります。

では具体的にどう書かれていたのでしょう。

イエスの復活は何世紀も前から預言されていた

旧約聖書はイエスが生まれる何世紀も前に書かれたものです。

そこには、後に現れるイエスのことと思われることについて、生まれる前から処刑されて復活するまでが書かれている部分が何箇所もあります。

ただ、その人物がイエスだとは書いてありませんが「イザヤ書」には「インヌマエル」と呼ばれるとあります。
その他には、「彼」や「贖う(あらがう)方」や「神の御子」、「救い主」など、いろいろな呼び方で書かれています。

その中で、今回はその救い主が処刑されることについての旧約聖書での記述に注目してみます。

彼はしえたげられ、苦しめられたけれども、
口を開かなかった。
ほふり場にひかれて行く小羊のように、
また毛を切る者の前に黙っている羊のように、
口を開かなかった。
彼は暴虐なさばきによって取り去られた。
その代の人のうち、だれが思ったであろうか、
彼はわが民のとがのために打たれて、
生けるものの地から断たれたのだと。

(「イザヤ書」53章7節〜8章より)

これは救い主が処刑される場面を表しています。
その処刑がなぜ行われたのか、までもです。

「暴虐なさばき」をされて「わが民のとがのために」処刑されるのです。
これは、罪のない救い主が無理のある理由で処刑されるということでしょう。
人間たちの罪を救うために。

これはまさにイエスの処刑のことを表しています。
他に同じ事が世界のどこかで起こっていたのなら、そのことかもしれないと考えられますが。

しかしその後の新約聖書にイエスの出来事が書かれていることからも、旧約聖書の内容はイエスの事だったとしか思えません。

その真の理由は人々を罪から救うためです。
しかしこの旧約聖書には、当時の人々は誰もそうは思わなかったとあります。
これは旧約聖書を書かせた創造主たちにしかわからないことなのだと思います。

また、旧約聖書にはイエスの復活についても書いてあります。

あなたはわたしを陰府に捨ておかれず、
あなたの聖者に墓を見させられないからである。

(「詩篇」16章10節より)

なぜこれが復活を預言しているのかというと、「陰府」とはあの世とか黄泉の国のことだからです。
つまり死者の行く場所です。

イエスは一度死んで「陰府」(黄泉の国)へ行きますが、肉体の復活をすることでそこから戻ってきたことになります。
それが「陰府に捨ておかれず」ということです。

そのことから創造主はイエスを死んだままにしておかず、肉体と霊、つまり魂を復活させられたことを表しているのです。

この事がイエスが生まれる1,000年以上も前に書かれた旧約聖書に書いてあることからも、とても重要なことなのだと言えます。

しかし、なぜイエスの復活が人類にとって重要なのでしょう。

イエスの復活は全人類のため

イエスの死と復活の意味とは何なのかですが、それはこの世界の人間たちの罪をなくして救うことです。

といっても泥棒をしたとか人を裏切ったというような、この人間の世界での罪をなくすということではありません。
それは最後の審判できちんと判断されます。

ですから多くの人には、イエスの復活でなくなった人間の罪とは何なのか、よくわからないと思います。
むしろキリスト教徒以外の人には当てはまらないのではないかと思えます。

しかし、キリスト教はイエスが居なくなってから作られたもので、イエスがいた当時にはイエスは全人類に向けて語っていたと思います。
それも旧約聖書を知らない人にです。

それはイエスが語った次の箇所でもわかります。

わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招くためである」。

(「マタイによる福音書」9章13節より)

義人とは旧約聖書を知っているイスラエルの民などのユダヤ人です。
そして罪人とは、旧約聖書を知らない人々のことです。

なぜ旧約聖書を知らない人が罪人なのかは以前に書いたので、読んでみてください。
関連記事:
キリストの奇跡は事実なのか Vol.29
キリストの復活の真実。キリストは現代の人々のために犠牲になった Vol.32

ですからキリスト教徒だとか何教徒だとかは関係ありません。
イエスの復活の意味は、全人類に関係のあることなのです。

イエスの語った人間の罪とは、単に人間同士の悪い行いについてだけではないと思います。
それではイエスが死んで復活して罪が無くなるという意味がよくわからないからです。

では何なのかというと、創造主にとっての人間の罪ということだと思うのです。
「風が吹けば桶屋が儲かる」的なことです。
‥‥余計に意味がわからないか。

ところで創造主にとっての人間の罪とは?

イエスが救った人間の罪

イエスの死と復活によって救われる人間の罪については、現代に生きる私たち人間には何の事かさっぱりわからない方が多いと思います。

では創造主から見た人間の罪とは何かというと、創造主の存在を信じないことや、はじめから知らないこと、無視することです。

これが本当だとすると、現代の人間は大多数の人が当てはまるのではないかと思います。

これは、自分が親になった経験がある人は理解しやすいと思うのですが、もし自分の子供に、親である自分の存在を忘れられたり隠されたり否定されたらとても悲しくなると思います。

ましてやその子供がとても苦労して産んで育てた子供だったとしたら、その思いは大きくなるでしょう。

この地球の人間は創造主に創造された存在なのです。
しかし現実には、この世界で創造主の存在を伝えると宗教的な意味にとられることが多く、心から信じている人は少ないでしょう。

私たちは人間は猿から自然に進化した、宇宙の中の孤独な生命だといわれてきました。
そして自分たちだけでここまで文明を発展させてきたのだと思っています。

これからも人間だけでさらにテクノロジーを発展させていき、やがては宇宙にも進出しようと考えています。

これしか私たち人間の生きる道はないと思い込まされてきたからです。
神などは架空の存在で、他の誰も助けてはくれないのだと。

しかし、テクノロジーはある一定のレベルに達したら、精神的な進歩がともなわない場合は自滅してしまう恐れがあるのです。
テクノロジーがかなり進歩した現代の地球の私たちは、そろそろこの事に気づかないと手遅れになってしまいます。

ですから、実は創造主の存在を知っていて隠している人々は一番罪が重いかもしれません。
その人達はわざと人間たちから創造主の存在を隠し、この世界は人間だけで生きていく必要のある世界だと思い込ませ、現在のこの世界を作っているからです。

そしてそれが現代の大多数の人が創造主を知らない原因だからです。

これが創造主にとっての人間の罪なのだと思います。

人間にとっての本当の救済

では、イエスによって創造主の存在を信じればいいのかというと、それだけでは少し足りません。

創造主の存在を信じるということは、宇宙には他にも沢山の宇宙文明が存在することを信じることに繋がります。

さらに宇宙文明には地球のテクノロジーを遥かに超える技術があり、その宇宙文明は全てある法則に則って動いていることを理解することになります。

そのある法則とは、愛と調和することです。

科学技術がある一定のレベルを超えたとき、その技術を利用する人々が愛と調和していないと、その文明は自滅する確率が高くなってしまいます。
そしてそれが現代なのです。

ですので今の地球の人々に必要なのは、テクノロジーの進歩ではなく、愛を理解することなのです。
それだけで、現在ある地球のテクノロジーはもっと進歩することができます。

関連記事:愛とは何か Vol.99

愛について理解できると、愛と調和していない部分が多いこの地球の現状を理解することができ、今の自分はどうすればいいのかが見えてきます。

この状態になることが理想ですが、それにはまず最初に、私たちは猿から自然に進化したのではなく、人間として創造されたことを信じる必要があります。

そのきっかけになるのが、イエスが死から復活することなのです。

完全に死んだイエスが3日目に復活したのは奇跡などではありません。
イエスが神だから自分で復活したのでもありません。
キリスト教ではそう言われていますが、それでは復活した意味がよくわからなくなります。

イエスが死から復活したのは、復活の処置をされたからです。

もし本当にそうなら、科学技術がこんなに発展した現代でもそんな事ができるのは人間以外の存在だと考えられますよね。

イエスの復活は、人間を創造した創造主たちのテクノロジーによるものだったのです。
人間が復活することでしか、人間以外の何か大きな存在が実在することを証明する方法が無いのです。

空を飛ぶことや体が光ることなどでは、人間以外の存在がいたという証明にはならないのです。
特に科学技術が進んだ現代の人間にとっては、そんなことはいくらでも演出できてしまいますから。

しかし、どんなに人間だけで科学技術を発展させても、人間は死を克服することだけはできないのです。

もしかすると現代ではクローン人間を創造することはできるかもしれませんが、魂という肉体と記憶を繋いで復活させることはできないでしょう。

だからその死を乗り越えた現実を人々に見せ、人間たちに希望も与えてくれたのです。

イエスはこのとても厳しい役割を創造主から任され、受け入れたのです。

イエスの肉体の復活を信じることは、創造主の存在を信じることになり、人間が創造主を知らなかったり否定していた罪をなくすことになるのだと思います。

そこから、愛と調和した生き方をしていくことが、新しい地球の世界に住むための一つの条件なのです。

新しい地球の世界に住むということは、宇宙文明で暮らすことであり、宇宙のあらゆるテクノロジーを共有し、死を克服し、永遠の命を得て暮らしていくことになります。

これを簡単に言えば、イエスによる救済なのでしょう。

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