フリーメイソンが守っているもの Vol.152

科学

この世界は支配する人間と支配される人間に分かれていると陰謀論などではよくいわれます。
それが本当かどうか私にはわかりません。

ですが今の世の中を見ると、やっぱりそうなのではないかと思ってしまうことも多いです。
それは私がただ都市伝説を好んで見ているからなのかもしれません。

ところで、こういった都市伝説や陰謀論で話題になるのはフリーメイソンです。
フリーメイソンが世界を支配しているというものです。

一体フリーメイソンとはどのような組織なのでしょう。
都市伝説などではキリストの子孫を隠しているなどという説もあります。

しかし私はそんな小さな事ではないと思っています。
私なりに考えてみました。

フリーメイソンの教育の秘密

本当にフリーメイソンが世界を支配しているかどうかはわかりませんが、やりすぎ都市伝説で関氏が取材したフリーメイソン関連のものは全て、実際に各地のグランドマスターに聞いたことであったり歴史的な事実とされていることです。

その内容を参考にして考えてみると、今のこの世界を作ったのはフリーメイソンだといっても過言ではないように思えます。
それは歴史上の重要人物がフリーメイソンのメンバーだったことも大きな理由です。

ただ、それでフリーメイソンが世界を支配しているとは言い切れないと思います。

フリーメイソンの人々は特別な修行や思想の教育を受けているため、思考は深く、普通の人から見ると天才的な人が多いのでしょう。
そのため様々な分野で活躍する人が多いのだと思います。

ですが、いくら特別な教育をされたからといってもフリーメイソンの人々も恐らく同じ人間です。
普通の人間が教育だけで誰もが天才的になれるとは思えません。
それとも、もともと天才的な素質のある人がスカウトされたりしてメンバーになったのでしょうか。
そうとも考えられますが、その素質を見つけるのは簡単ではないと思います。

そう考えると、フリーメイソンの教育に秘密があると考えた方が自然です。
きっと私たちが想像するようなものではないのです。

その教育はもちろんフリーメイソンに入会した人間しか学べないことです。

フリーメイソンが守っているもの

私はフリーメイソンの教育がどんなものかは全く知りませんから、ここで書くことは私のただの想像です。

やりすぎ都市伝説のイスラエルの回で、関氏がイスラエルフリーメイソンのグランドロッジで元会長のエフライム氏から聞いたことによれば、フリーメイソンの初代会長はソロモン王だということでした。
このことは全世界のフリーメイソンのメンバーに伝えられていることだそうです。

これが本当かどうかはわかりませんが、イスラエルフリーメイソンの元会長がこの内容を話した事実はテレビでそのまま伝えられています。

ソロモン王といえば、聖書では神から知恵を与えられたエピソードがあります。

ソロモン王の前に知恵を与えられた人類はアダムとイブですが、その時代の人々はその知恵を悪用してしまい、一度滅ぼされたのです。

しかしソロモン王の時代から現代までは、人類は滅ぼされずにそのまま代々続いています。
つまりその知恵はきっと途絶えずに現代まで受け継がれている可能性が高いです。

関連記事:知恵を授けられた人間 Vol.150

その知恵には宇宙文明の技術も含まれていると思います。
念のために書いておくと、私は地球外にはとても進んだ宇宙文明が存在していると考えています。
そして聖書にはそういった宇宙文明の存在が関わっていると思います。

フリーメイソンの初代会長がソロモン王だというのが事実なら、フリーメイソンが作られた目的はソロモン王に授けられた宇宙文明の知恵を受け継ぐことなのかもしれません。

フリーメイソンの中から天才的な人が出てきたのはこういった背景があったのだと私は考えています。

ですが、何度か書いていますが宇宙文明の技術は地球の人間にはまだまだ危険なものなのです。
ですからその技術の一部とはいえ受け継いだ人間は、一般の人々には知られないようにしながら代々受け継いでいく必要があったのです。

これがフリーメイソンを秘密結社として作った理由ではないかと思います。

そしてこれがフリーメイソンのシンボルが表している意味かもしれません。
コンパスと定規は科学的な秩序を表し、真ん中のGは神ともいえる宇宙の真理を表しているのです。

ですが、フリーメイソンのメンバーもやはり人間ですから、中にはその技術を自分の欲のために悪用しようとする人や実際にしてしまう人もいたと思います。

フリーメイソンの中で受け継がれる知恵を手に入れるためだけにメンバーになる人もいたかもしれません。
それが一層フリーメイソンのイメージを悪くしてしまう原因になったのでしょう。

その技術を人類の発展のために使う人と、始めから欲を満たすために使うことを目的にした人がいたのです。
このことを考えると、私はやはり地球の人間が宇宙文明の叡智を扱うのは、それがほんの一部だとしてもまだ早いのだと思います。

当時の地球の人間にとって宇宙文明のテクノロジーは、まるで魔法のようなものでした。
今でもその技術を地球では作ることもほとんどできていないと思います。

聖書で魔術を禁止していることにはこういった理由もあるのだと思います。

世界は全てバランスで成り立っていますが、この場合は地球の科学技術の発展と人間の精神の進歩のバランスがポイントです。
科学技術の進歩も重要ですが、人間の精神の進歩も同じくらい重要なのです。
しかし現在は科学技術に比べて精神の進歩はかなり遅れているといえます。

科学技術に精神の進歩が追いついていない場合、その技術は暴力的な使われ方をしてしまう確率がとても高くなり、危険が大きくなります。
現在の地球はその状態に近いと思います。

そのことから、できるだけ早く人類の精神の進歩を進めることが一番重要なことだと思っています。

フリーメイソンが受け継ぐ意志

フリーメイソンがソロモン王から始まったと考えると、聖書での創造主に従う預言者たちともつながります。
それは創造主から人間へ伝えられたたくさんのメッセージを受け継ぐ人々ともいえます。

ですが、ソロモン王はどちらかといえばダビデ王ほど創造主に忠実ではなかったと聖書にはっきりと書いてあります。

11:4ソロモンが年老いた時、その妻たちが彼の心を転じて他の神々に従わせたので、彼の心は父ダビデの心のようには、その神、主に真実でなかった。 11:5これはソロモンがシドンびとの女神アシタロテに従い、アンモンびとの神である憎むべき者ミルコムに従ったからである。 11:6このようにソロモンは主の目の前に悪を行い、父ダビデのように全くは主に従わなかった。
(「列王紀上」11章4節~6節より)

ソロモン王は偶像崇拝や異教の神を信仰していたともあるので、魔術や悪魔崇拝もしていたかもしれません。

もしかするとフリーメイソンはこのソロモンと同じように、創造主に完全に従うイエスや預言者たちとは少し違い、人間寄りの思想をもっているのかもしれません。

私がそう思う理由は、人間に宇宙文明の知恵を授けたのはいつでも人間を愛したルシファーやルシファーの意志を受け継ぐ存在だと思うからです。

宇宙文明の存在の多くの人々は人間に知恵を与えるのは危険だと考えていました。
ルシファーの意志はその考えに対するもう一つの意志といえます。
人間の可能性を信じ、きっと人間が自ら進歩できると信じた意志です。

その意志に答えるために活動してきたのがフリーメイソンなのかもしれません。

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