コンパスと定規とGが表すもの Vol.77

世の中について

皆さんはコンパスと定規のマークを知っていますか?
これはフリーメイソンのシンボルマークです。

ウィキペディアより

やりすぎ都市伝説でとても有名になりましたし、私もやりすぎ都市伝説で知りました。

フリーメイソンは元々は石工職人の集まりで、現在は友愛団体ということです。
表向きにはコンパスと定規は石工職人の道具であり、「G」は幾何学のGeometryのGだといわれます。

しかしそれは表向きの意味で、本当の意味は隠されているともいわれますが、それすらも何かを隠しているだけなのかもしれません。

最近わかったことと合わせてみると、何となく見えてきたような気がしています。

コンパスと定規の形が意味するもの

以前、やりすぎ都市伝説では、コンパスと定規のマークを別の意味として説明していました。

コンパスの上向きの山型の「^」の形は男性で剣に例えられ、下向きの定規の「v」の形は女性で、子宮を表しているというものです。
しかしこれはウィキペディアにも載っているので、特に隠されている意味ではないのです。

その他には陰と陽、天と地、物質と精神など、あらゆる二元性を表しているそうです。
ダビデの星と同じような意味になります。

そして真ん中の「G」はGOD CHILDでキリストを表し、男性と女性の象徴の中にGがあることから、フリーメイソンはキリストの子孫の存在を隠している組織だと言っていました。

皆さんはこれがこのマークの裏の真の意味だと思いますか?

これほど世界的に大きな組織とされているフリーメイソンが、キリストの子孫を隠しているなんていうことがです。

もしこれが本当でキリストの子孫が実在するとしても、だから何なのでしょう。

キリスト教会にとっては、キリストは神の子なのだから子供がいることはタブーだから隠すのでしょうか?
それともキリストの再臨を演出するために必要なのでしょうか。

それに隠しているなら、なぜわざわざ謎解きのように世界にこのマークを見せびらかすのかわかりません。
ですので私は、これはそんな事を世界に伝えるためのマークなんかではないと思います。

獣の刻印との関係

コンパスと定規のマークは聖書での神とされる創造主に関係があると思います。

私がそう思う理由は、フリーメイソンの始まりは、人間に知恵といわれる科学を教えたルシファーと関係があると思うからです。

ルシファーは、遥か昔に地球に追放された創造主の科学者の1人です。
フリーメイソンは、人間の科学の進歩を手伝ってくれたことに感謝してルシファーを崇めているのではないかと思っています。

現在はルシファーはこの世界にはいませんが、人間の科学がここまで進歩したのは確かにルシファーのおかげです。

ここでコンパスと定規のマークの意味をもう一度考えてみます。
なぜこのマークが作られたのでしょうか。
わざわざフリーメイソンがこのマークを作ったのは、ルシファーが教えてくれた科学を忘れないためだとも考えられます。

ですので石工職人の道具と幾何学を表すGeometryの「G」というのは真実かもしれません。

また、ルシファーは創造主の一人ですから、創造主の意思を受け継ぐという意味にも捉えられます。

そして、男性と女性の象徴の中にGがあるというのも真実でしょう。
シンボルにはいくつもの意味が込められていることが多いからです。

このマークが男性と女性の象徴だと考えると、妊娠や出産が思い浮かびます。
キリストだけではなく、人間全てについてです。

だとすると、人間が地球に生まれてくることをこのマークは表しているのかもしれません。

では真ん中のGは何を表しているのでしょうか。
GODで神なのか。
それともGeometryで幾何学なのか。

これはまだよくわかりません。

しかしGでキリストの子孫を隠すという説を考えると、「G」を隠したり閉じ込めるという意味なのではないかと思いました。
「閉じ込める」といえば、前回の記事に書きました。

それは獣の刻印です。

関連記事:獣の刻印とは何か。神による印から考えてみました Vol.76

「閉じ込める」ことでこのマークと獣の刻印が関係あるとすると、Gは人間の魂に関係あるのではないかと思います。
魂は創造主から受け継がれたものという意味でGODのGなのかもしれません。

魂といっても肉体を抜け出すものではなく、常に生きている肉体と組み合わせられています。
そして死を通して、魂は別の肉体に移行されるのだと思います。

しかし獣の刻印を受けると、肉体が死を経験しても再びこの人間の世界に生まれるようになったり、または死ななくなり、魂が人間の世界に閉じ込められてしまいます。

コンパスと定規のマークはこの事を伝えているような気がします。
ただし、それが警告なのか命令なのか希望としてなのかはわかりません。
受け取る人によっても、希望なのか絶望なのかはそれぞれ違うからです。

その意味によってフリーメイソンが何の団体なのかがわかります。
しかし現時点ではどちらなのか、私はわかりません。

無限ループの世界か自由の世界か

この世界に「閉じ込められる」ということは、この物質世界だけを信じている人には理解できないことだと思います。

この世界で自由に生きられれば幸せだし、何も問題ないという人なら尚更です。
それが当たり前だと教えられていることもあるし、そもそも死んだら終わり、というのが常識になっています。

いつかVRの世界に意識まで移植できるようになり、肉体の死は無くなるかもしれない、という話をやりすぎ都市伝説で見たとき、ある人はできるなら今すぐにでも行きたいと言っていました。
こう考える人は実際にたくさんいると思います。

関連記事:VRの世界に肉体を捨てて生きることの本当の意味 Vol.172

または火星の都市に移住したり、地下都市に移住する人も出てきます。
この世界で生きるためにそうする人はいると思いますが、そのために獣の刻印をしてしまったら、この人間の世界に永遠に住むことになるかもしれません。

もちろん現在の人間の世界で人生を幸せに生きることは大切ですが、ただ幸せに生きるだけが人間の目的ではありません。
人間の本当の目的は精神的に進歩し、魂を磨いていくことなのです。
魂は現在の肉体だけではなく、過去から続いていて未来へも永遠に続いていくものです。

今ならまだ、この人間の世界から進歩した世界に移行できる可能性はあります。

今の地球のまま世界の人々の意識が変わり、世界が変わるか、全て滅びてから印を押された人達だけで新しい世界を再生するのかはわかりません。
どちらでも必ず地球は新しい世界に移行します。

そうなれば、死というものは肉体を新しいものにするだけという概念に変わるのです。

それなのに、獣の刻印によって現在の人間だけの世界に閉じ込められてしまったら、死んでも二度とこの人間の世界から出られなくなり、精神的な進歩もできなくなるかもしれないのです。

これを創造主からの全ての監視から逃れて自由になると捉えるか、獣の刻印を押されて人間の世界に閉じ込められると捉えるかは各個人の自由です。

このとき、地球には創造主の意思を継ぐ宇宙の進んだ文明が作られ、創造主から獣といわれる人間だけの世界は別の場所に作られることになるでしょう。

このことは、実際にこの世界で起こる可能性が高いことです。
架空の話ではありません。

このことから、コンパスと定規のフリーメイソンのマークには、「G」を人間の世界に閉じ込めるという意味があるのではないかと思いました。

その意味がわかる人達だけがシンボルで共有しているのです。
警告として共有しているかもしれないし、希望として共有しているかもしれません。

しかし獣の刻印を受ける人々には閉じ込められるという意識はなく、むしろこの世界に復活できることや不死になれることは希望になるでしょう。

どうやって復活したり不死になるのか、その仕組みは今はわかりませんが、獣の刻印と関係がある可能性が高いです。

他にも獣の刻印に関係のあるシンボルがありますが、長くなるのでまた次の機会に書いてみようと思います。

関連記事:フリーメイソンが守っているもの Vol.152

後から書いたこちらの記事は、今回の内容とはまた違う意味ですがコンパスと定規のシンボルの意味とつながる気がします。
関連記事:物質文明は縄文時代の終わりと同時に突然始まったのかも知れない Vol.174

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