悪魔のサタンは本当に存在するのか Vol.23

真実を告げる書

今回の記事は「真実を告げる書」をもとに書いていきます。
「真実を告げる書」は聖書の創造主が、フランス人のラエル氏に実際に会い、書くように依頼した書籍で、現在は「地球人は科学的に創造された」の中に収録されています。

ですので、信じるか信じないかは読者の皆さんの自由です。

今回は聖書の中でもたくさん登場する悪魔のサタンについてです。

私は今まで悪魔とかサタンというものは実在しないものだと思っていました。
ただの象徴的なもので、マンガやドラマなどで表現される「悪魔のささやき」のように、自分の中の心の迷いとか悪い部分とかそういうものだと思っていました。

しかし、陰謀論や都市伝説に興味を持ってからRAPTさんのブログを読むようになり、悪魔が実在するということを読んでビックリしました。
と同時に、どういうことなのかさっぱり想像がつかず混乱しました。

そして聖書を理解するために読んだ「真実を告げる書」にも、悪魔のサタンについてもきちんと書かれていたのです。

サタンとは


ところでサタンはどんなことをしたのか、簡単に説明してみます。
ここで紹介する悪魔サタンがしたことは、聖書で記されていることです。

サタンはキリストを試すようなことをして、実際にキリストを苦しめました。
しかしキリストはサタンにされた苦しみには屈せず、神に忠実であることが一番大切だとサタンに言い、サタンを退けました。

こちらは「真実を告げる書」が含まれる「地球人は科学的に創造された」でも引用されている箇所です。

次に悪魔は、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての国々とその栄華とを見せて言った、「もしあなたが、ひれ伏してわたしを拝むなら、これらのものを皆あなたにあげましょう」。するとイエスは彼に言われた、「サタンよ、退け。『主なるあなたの神を拝し、ただ神にのみ仕えよ』と書いてある」。そこで、悪魔はイエスを離れ去り、そして、御使たちがみもとにきて仕えた。

(「マタイによる福音書」4章8節~4章11節より)

この中でサタンはキリストに、この世の中で権力をもって裕福になれる代わりに自分を神として拝むことを要求しましたが、キリストはきっぱりと断りました。

この他にも、聖書には何度も悪魔やサタンが登場します。
どれも、人間の預言者を試したり誘惑したりしています。

こんなにたくさん聖書に悪魔が登場する理由は、人間の心がそれだけ迷いやすかったり、誘惑されやすいから気を付けるための警告ではないかとも考えました。

ただ、その登場がリアルであるほど、その意味がそれだけではないような気がしました。

サタンの存在の意味

私は悪魔の存在を信じていませんでしたので、これらは全部人間の心の弱い部分や誘惑されやすいことについてのたとえなのだと思っていました。

しかし、RAPTさんは悪魔は実在するといっているし、他にもYouTubeなどで悪魔を見たと言う証言をする人や声を聞いたという人もいました。

証言をするだけなら嘘の可能性もあります。
しかし、私が動画で見たその証言は、悪魔崇拝をやめた時の体験談などでした。
何のために嘘をついてまで悪魔の体験を語るのか、その目的がいまいちわかりません。
悪魔の存在を証明し、悪魔崇拝をさせるためでしょうか。
または神様やキリストの存在を証明するためでしょうか。
その可能性はあるかもしれません。

そうだとしても、悪魔とのやり取りや会話の内容がかなりリアルだと私は感じました。
なので、やっぱり本当に悪魔は存在するかもしれないと思ったのです。

サタンは実在していた

先程の「マタイによる福音書」の中でキリストは、旧約聖書の一部を引用しているところが気になりました。
キリストはサタンに対して聖書の言葉を使って対向しているのです。

ということは明らかにキリストの前にサタンがいて、キリストと話しています。
決してキリストの心の中の弱さの象徴や、抽象的なものではないです。

そして「地球人は科学的に創造された」の中でも、サタンは実在する人物であると書かれています。

サタンは、この実験室で創造されたものからは、何ら善いことは期待できないと考えました。むしろ、人間からは悪いことしか生じないと考えました。
明らかにサタンは、彼らの惑星の一政治団体を率いるエロヒムのひとりであり、他のエロヒムが自分たちの姿に似せて、人工生命を創造したことに反対している人物だということが分かります。

(「地球人は科学的に創造された」p264より)

このように、サタンは創造主の惑星に住む一人なのです。
ただし、私たち人間を創造した科学者とは違い、サタンは自分たちの惑星の科学者たちが、地球の人間のような知的な生命を創造したことには反対だったようです。

サタンは人間が創造されたときからずっと、人間のことを良く思っていなかったようです。

サタンは人間の敵なのか

話は変わりますが、現在のこの地球では人工知能がどんどん広まってきています。
この人工知能も便利な反面、危険な部分がある可能性を心配する人たちがいますよね。
これと同じようなことなのではないかと思っています。
地球に人間が創造されたとき、創造主の惑星の住人たちの中にも、賛成する人と反対する人がいても不思議ではないです。

これはどちらの意見が正しいとか正しくないというものではありません。
考え方や感じ方、そして使い方や行動によってその結果が違ってしまうこともあるというものです。

ではなぜ反対だったか、創造者たちの心配は「地球人は科学的に創造された」にこうあります。

パニックを引き起こすことになりうる「試験管ベビー」を創っていることに、私たちの惑星の人々は憤慨しました。もしも、その人間の能力、あるいは力が、創造者のそれを上回ることにでもなれば、脅威になると恐れたからです。

(「地球人は科学的に創造された」p22より)

試験管ベビーとは、人間を地球に初めて創造したときのことです。

彼らの中にサタンという名の者がいました。創造物である人間を絶えず批判していたグループのひとりです。彼は、自分たちの惑星から近い地球のような惑星に、別の知的生命体を創造することに対して、人間は自分たちにとって脅威となるような可能性が秘められていると見なしていたのです。

(「地球人は科学的に創造された」p55より)

仮に人間の科学が創造者たちを上回ったとしても、人間の心がおだやかであればそれほど脅威にはならないでしょう。

しかし、サタンは、それで追求を止めたわけではありませんでした。
なぜならサタンは、人間を暴力的で危険な存在と見なし、創造物がすべて破壊されてしまうことを望んだからです。
何年間にも亘りサタンは、人間の攻撃的な性格を証明するための事実を、着々と集めていきました。
サタンは、地球に追放されたエロヒムのグループの、ルシファーの息子たちから与えられた武器で、人間たちが互いに殺し合うのを見ていたのでした。

(「地球人は科学的に創造された」p265より)

「創造物」とは、創造主たちが創った人間たちのことです。
これはノアの大洪水前の時代に、ルシファーたちが地球に住んでいた頃の人間たちのことです。

その頃の人間のなかには、地球に追放されたルシファーたちとの間に生まれた人間もいて、伝説として語られるヒーローのような人物もいましたが、かなり暴力的だったようです。
しかも創造主が誰なのかを知っていて、創造主を神様や両親のように尊敬することをしませんでした。
それはルシファーたちが人間に本当の事を教えてしまったためでもあります。

そしてその時代の邪悪な人間を滅ぼすためにノアの大洪水が起こされました。

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サタンを含む創造主たちは、ノアの大洪水で人間は滅んだと思っていましたが、密かにルシファーたちによって助けられていたノアたちがいたため、人間は滅んではいませんでした。

その事が創造主たちに発覚してからはルシファーたちは地球から姿を隠し、創造主たちは人間の進歩を信じて見守ることにしたのです。

しかしサタンは、ノアの大洪水後の人間たちもきっと変わらず暴力的で攻撃的な部分は無くならないと考えているのです。

ですので、今も自分たちの惑星の科学者が創造した人間が、どれだけ暴力的かを証明する必要があると考えているのがサタンなのです。
今この世界にいる悪魔のサタンがしたとされることが、想像や幻覚ではなく本当に起きていることなら、まさに悪魔としか思えないようなひどい事ばかりです。
これはきっとサタンが引き出した人間の悪い部分もあると思います。

私は、この「地球人は科学的に創造された」での実在するサタンが、この世の中で言われている悪魔サタンと同じかどうかが気になりました。

なぜなら、悪魔といわれるサタンは人々と実際にやりとりしているからです。
たとえば悪魔崇拝についてや、悪魔に会ったという人の証言などでの体験談です。
単なる人の心の中の想像や空想ではありません。
どんな技や仕組みなのか。

これについては、長くなりますのでまた次回に書きたいと思います。

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