復活の真実。肉体の復活は本当にある Vol.36

キリスト

今回は肉体の復活について書いていきます。

ちなみに、今回の記事も「真実を告げる書」をもとにした私の考えですので、信じるか信じないかはみなさんの自由です。

聖書には天国で永遠の命を与えられるというものがあります。

これは普通に考えるとただの夢のような話というか、本当かどうかは確かめられないけど、信じている人はこれを信じてこの世界を生きているのだろう、というレベルの話に思えます。
少なくとも私はそう思いました。

これについてはこの世界で生きている人には確かめようがないので、本当に信じるしかないです。
しかし、実はこれは全くの想像の世界の話でも、夢の世界の話とも言えないのです。

その理由の一つは、聖書にそう書いてあるからです。
私は、聖書は嘘やおとぎ話ではなく事実が書いてあると思っています。
喩えで書かれているものも多いですが、それにしてもただの慰めのために書いてあることはほとんどないです。

具体的に聖書にはこのように書かれています。

わたしの羊はわたしの声に聞き従う。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしについて来る。 わたしは、彼らに永遠の命を与える。だから、彼らはいつまでも滅びることがなく、また、彼らをわたしの手から奪い去る者はない。 わたしの父がわたしに下さったものは、すべてにまさるものである。そしてだれも父のみ手から、それを奪い取ることはできない。

(「ヨハネによる福音書」10章27節~29節より)

これはイエスの言葉です。

イエス・キリストは実際に肉体が復活したということからも、人間にも本当に永遠の命が与えられると捉えることもできると思います。

創世記のこちらにも永遠の命と思われることが書いてあります。

主なる神は言われた、「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るものとなった。彼は手を伸べ、命の木からも取って食べ、永久に生きるかも知れない」。 そこで主なる神は彼をエデンの園から追い出して、人が造られたその土を耕させられた。

(「創世記」3章22節~23節より)

「善悪を知る」とは、実は科学知識を知ることでした。
同じように「永久に生きる」というのは何かの喩えかも知れませんが、そのままの意味ということも考えられます。

そこで「真実を告げる書」を参考にしてみます。
「真実を告げる書」には「永遠の命」を裏付けることが書かれています。

その仕組みは以前にもこのブログで触れたことがあるこちらの部分です。

あなたがたの科学知識でも、もうすぐ分かりますが、各々の種のオスとメスの生きた細胞が1つずつあれば、生命体の全体を再生できるのです。
母親の胎内の、胎児の生きた初期細胞のようなものでさえ、いつの日か人間を形づくるためのあらゆる情報を、眼の色や髪の毛の色に至るまで、すでに備えているのですから。

(「真実を告げる書」p26〜27より)

前にもお話ししたように、生命体の細胞の1つひとつには、生命体全体を復元するのに必要な情報がすべて含まれているのです。例えば、骨に残っているこれらの細胞の1つを、機械の中に入れるだけで良いのです。
この機械は、元の生物を復元するのに必要な生命物質を供給します。機械が物質を供給し、細胞は、それをどのように構成すればいいのかという設計図の情報を提供します。精子には、髪の毛や眼の色に至るまで、一個の生命体を創造するのに必要なすべての情報が備わっていますが、ちょうどそれと同じです。

(「真実を告げる書」p49~50より)

これは人間の肉体が本当に復活できることを言っています。
魔法や神の力などではなく、進んだ科学の技術です。
もちろんイエスが復活した方法も同じです。

最近見た都市伝説でも人体の冷凍保存をして、科学や医療技術が発達した未来に再生されるのを待っているというものがありました。

この創造主の科学技術では、たった1つの細胞があるだけでその人を再生できるのです。
私たちが「もうすぐ分か」るのはいつになるのでしょうか。
もしかして科学の世界ではすでに分かっているのかもしれません。

永遠の命の惑星

ある場所では実際に肉体の再生が行われていることが「真実を告げる書」でわかります。

私は第一のメッセージの中で、私たちの惑星には科学による不死の秘法で、一つの細胞から再生されて、今なお生きている地球人たちの住む場所があると、あなたに話しました。

(「真実を告げる書」第二部 p151より)

「科学による不死の秘宝」とは肉体の復活の技術で、「永遠の命」につながるものでしょう。

私たちが地球の大気を作っている居住地区では、宇宙服なしで暮らせます。

(「真実を告げる書」p107より)

宇宙服なしで暮らせるということは、架空の天国などではなく、実在する場所ということです。

著者のラエル氏は、創造主の宇宙船である場所に連れて行かれたときのことを書いています。
次の部分は、その場所に着いたときのラエル氏の感想です。

そして、私は再び、先ほど宇宙船に乗った時と同じような激しい寒気を感じました。今度は、この感じはもっと長くて10分ほど続きました。それから機体が微かに揺れ、そして私たちは、出口のタラップへと向かいました。
そこで私が目にしたものは、信じられないほど美しい天国のような光景でした。その素晴らしさを語る言葉を私は知りません。

(「真実を告げる書」第二部 p149より)

これはラエル氏の夢ではありません。
実際にラエル氏が創造主に宇宙船で連れて行かれた場所です。
これはもしかすると本当にこの世でよく言われている「天国」なのではないでしょうか。

ここでは、冬というものがありません。私たちは皆、地球の赤道地帯に似た場所に住んでいるのですが、科学的な方法によって気候を変えることができるため、私たちの住む場所はいつも天気が良く、暑すぎるということはありません。
雨は夜降らせますが、いつ、どこで降らせるかも、望みのままにコントロールすることができます。

(「真実を告げる書」第二部 p153~p154より)

こんな天国のような場所のことを「アミ 小さな宇宙人」でも読んだ気がします。
同じ場所なのでしょうか。

ここでは、科学のおかげで、あらゆることが簡単にでき、私たちは全くの幸福のうちに、永遠に生きているのです。この永遠という言葉を、私は本当の意味で使うことができます。

(「真実を告げる書」第二部 p151より)

ここではみんな永遠に生きているのです。
それも幻想や霊とか精神的な意味ではなく、科学による実体のあるものです。

私が、この場所が地球の人の言う天国だと思う理由は次の部分です。

私の真向かいに座っている、ヒゲを生やした若いハンサムな男性が、友愛に満ちた笑顔を私に向けました。
「イエスの右側にいるのがモーセとエリヤです。左側にいるのが、地球ではブッダという名前で知られている人です。その少し向こうにいるのが、そう、マホメットですね。

(「真実を告げる書」第二部 p155より)

なんとそこには、過去に地球にいた有名な人達が実在しています。
「マホメット」とはイスラム教を広めたムハンマドのことです。

1行目の「ヒゲをはやした若いハンサムな男性」がイエスです。
イエスは地球で死んで復活し、その後その肉体のまま創造主と天に昇って行きましたが、その時この場所に連れて行かれたのでしょう。

他の人はこの地球では死んだ人達です。
死んだ人が地球とは別の場所で生きているということは、天国で肉体を復活させられたのです。

そして次の部分に注目です。

私たちが今いるこの惑星には、現在8400人の地球人が住んでいます

(「真実を告げる書」第二部 p151より)

この天国のような惑星に地球の人がそんなに住んでいるんです!
この書籍が出版されたのは何年も前なので、今はもっと増えていると思います。

その惑星がどこにあるのかは、地球にいる私たち人間には決してわからないでしょう。
だから「彼らをわたしの手から奪い去る者はない」のです。

しかし復活できる権利のある人は、その惑星でちゃんと復活できるのです。

創造主による復活の条件

その惑星に住んでいる人たちはどういった人なのでしょうか。
今まで地球で死んだ人が全員その惑星で復活していたらもっと多いと思うので、そうではないでしょう。

この人たちは生きている間に、無限に関して心を十分に開く段階に到達したか、またはその発見や著作、また社会を組織した方法や同胞愛、愛、献身によって、地球人たちを原始的な段階からはある程度、脱却させることのできた人たちです。

(「真実を告げる書」第二部 p151より)

こう書いてあるように、この天国のような惑星で肉体が再生されるには、生きている間にかなり人類に貢献した人のようです。

また、

ここに住むことを許された人たちは、素晴らしく心の広い人たちばかりですから、彼らの間には何の問題も存在しないのです。

(「真実を告げる書」第二部 p153より)

というように、素晴らしく心が広い人というのは基本的な条件のようです。

ところで地球で死んだ人は、どうやってその惑星に再生されるのでしょうか。

死後に、不死の惑星で再生される権利を持った人には、その死が完全に本物である時に、この再生が起こります。しかし、無意識状態であれ、生きている限り何も起こりはしないのです。

(「真実を告げる書」第三部 p232より)

再生される資格があれば、この地球で完全に死んだ時だけ、その惑星で再生されるそうです。
ここで注目したい部分は、「再生が起こります」の箇所です。
「再生します」ではありません。
これはきっと、地球で肉体の死が確定したらすぐに創造主たちにそれは伝わり、自動的に創造主の惑星に再生されるのです。

この自動的な再生のシステムは誰にでも起こるわけではありません。
まず、この地球で生きている間に洗礼といわれるものを受けます。

 洗礼および私たちの細胞設計図のトランスミッションの本質が、今日においてようやく理解可能となりました。この「行為」は科学的に理解することが可能です。

(「真実を告げる書」第三部 p335より)

その洗礼と細胞設計図のトランスミッションの様子は以下の箇所に書かれています。

「印を押され」て、資格を授けられたガイドは、新しいラエリアンと人間を監視している宇宙ステーションとの間を媒介することができます。
 トランスミッションを行うガイドは、電気的コンタクトを良好にしてトランスミッションが完璧に行われるように、手を水で濡らします。

(「真実を告げる書」第三部 p335より)

この「宇宙ステーション」は地球の国際宇宙ステーションではないでしょう。
創造主たちの地球用の宇宙ステーションです。

創造主から「資格を授けられたガイド」ではないと、きちんと細胞設計図のトランスミッションが行われない可能性があります。

細胞設計図のトランスミッションを行うと、私たち個人のDNAをもった全く同じ肉体が再生可能になるのだと思います。
クローン人間のようなものでしょう。

ここで私が気になったのは、自分と同じDNAをもった見た目が同じ肉体が再生されても、この自我という意識はそこに宿っていないのではないかということです。
このことについては、まだ私は確信をもって今の自分と同じ人だとは思えませんが、「真実を告げる書」にはそういうことかと思えるものはありました。

それはまさに私たち一人ひとりの意識を転送していると思えるものですが、これについてはまた次の機会に書きたいと思います。

ところでこのトランスミッションを行った細胞設計図は、創造主たちにしか伝送されないので、地球の私たちには何も起こっていないようにしか感じないかもしれません。

そんなこともあり、私たちにとって洗礼とは、ただの信仰を宣言しただけというイメージしかないですよね。
しかし実はとても科学的なことだったのです。

そしてもう1つの洗礼の役割があります。
それはこれまでの洗礼の概念と似たようなものになります。
しかし洗礼を受けたとしても、永遠の命の惑星で肉体が再生されるかどうかは、再生されるまで私たちにはわからないのです。

 ラエリアンの洗礼は、新しいラエリアンがメッセージを認識し、それに全面的に従うことをエロヒムに示すものです。
 それは、「承認」の行為なのです。

(「真実を告げる書」第三部 p335より)

「メッセージ」とはラエル氏の著書である「真実を告げる書」でしょう。
「ラエリアン」とはそのメッセージを読んで理解し、そのメッセージに従うことを宣言することです。
そして前述したように、この地球の人々を愛、献身などによって原始的な段階から脱却することに貢献したかどうかが大きな目安です。

ちょっと急に宗教的になりましたが、このメッセージである「真実を告げる書」の内容は、これまでの宗教のイメージとは異なり、とても現実的で科学的なものです。
それに従うということは、地球の現在の文明から科学的にも精神的にもかなり進歩することに貢献することになると思います。

洗礼と細胞設計図のトランスミッションを受けることは、創造主の惑星で再生されるための条件になります。
例外的に洗礼を受けていなくても再生されることもありますが、それはこのメッセージを知らないのに大きな貢献をしたりした場合のようです。

そして地球で死んで創造主の惑星で再生された人がいても、地球の私たちと連絡を取ることは難しいので、それがいまだに「復活」というものがあまり信じられていない理由でしょう。
もし連絡が取れたら、あちらで無事復活できたということで地球に残った人たちでもお祝いをするのでしょうか。

そのために、イエスは地球で復活したのです。
肉体の復活というものが実在することを証明するためにです。

ということは、死後に再生されるとしてもこの地球で一度死ぬことは誰にとっても同じだということですね。
大切なのは、今を後悔しないように精一杯生きることなのではないかと思います。

もし、どうせ復活できるのだからこの現世にこだわる必要はないと考えるなら、それは違うと思います。
この現世でどう生きたかが、復活できるかどうかの判断基準になるからです。

この世界で死んだら、肉体としての存在は一度なくなりますが、私は魂というか、精神というものは続いているのではないかと思っています。
ただしその概念はこの3次元の宇宙ではないところでの話です。
関連記事
物質世界が終わるということ
VRの世界は続いていく

そうして、「真実を告げる書」ではもう一つの復活についても書いてあります。
それは、人間のこの地球での復活です。

羊のドリーの誕生は、人類の科学史における画期的な出来事であり、これによりヒトのクローニングが、まもなく、ごく当たり前のことになるであろうことがはっきりしてきました。エロヒムの惑星と全く同じように、地球でのクロ ーニングは、人間が永遠の生命を得るための一つの手段となるでしょう。

(「真実を告げる書」第三部 p316より)

現在の地球での技術はまだまだのようですが、その第一歩はすでに踏み出しているのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました