月の秘密その2 Vol.136

キリスト

今回は前回の続きになります。
前回の記事はこちらです。
関連記事:月の秘密その1 Vol.135

月について考えるとき、月を象徴する月読命(ツクヨミノミコト)が古事記に登場することから、どこかで創造主や宇宙文明の存在が関わっていると思います。

月読命は、伊邪那岐(イザナギノミコト)が天照大御神(アマテラスオオミカミ)と須佐之男命(スサノオノミコト)と一緒に産んだ時に、最も尊い神だといわれた三貴子のうちの一柱です。

ですから月は地球の人類にとってはかなり重要な存在なのですが、月読命は古事記にもほとんど登場しないこともあり、どう重要なのかがなかなか理解しにくいところがあります。

たとえば月は暦の役割があるからとか、引力で海の干潮に影響しているとか、女性の月経の周期に関係していることなどはよく言われることです。

これらは事実なのだと思いますが、もしかするとこれは月の仕組みによる影響から結果的にこうなっているものなのかもしれません。
つまり月には始めから明確な目的があり、付属的に現在の地球への影響が出ているのではないかということです。

そして前回、月は地球の人間を守っているのではないかと書きました。
人間を守るために用意された月。

ところで、人間を守るとは何から守るのかについて今回は考えていきたいと思います。

これが真実かどうかは証明する方法がないので全くわかりません。
ただの私の考察です。

月読命が生まれたタイミング

月を象徴する神である月読命は須佐之男命と同じ役割で神話に登場していることもあることから、どこかで共通している部分があると考えられます。

須佐之男命とは、人類を創造した創造主の惑星の科学者のルシファーたちのしたことだと私は思っているので、月読命と月にもルシファーたちが関わっていると思います。

ですので月に何かの役割があるとすれば、ルシファーの願いというか意志に沿ったものでしょう。
その願いや意志とは何かを知るために、月の役割とルシファーの願いの象徴が月読命だとして考えていきます。

月読命が生まれたのは、伊邪那岐が黄泉の国から帰ってきて身体を清めたときです。
そのときにいっしょに生まれたのが天照大御神と須佐之男命です。

地球の人間にとってこの部分はとても重要なことです。
なぜかというと、これはノアの大洪水の後の契約についてだと思うからです。

多分、実際にはそのときに現在の月と太陽と地球の人間との関係を作る契約が交わされたのでしょう。
しかしその契約に人間の同意はありません。
あったとしても全ての人間は知りません。

なぜならこの契約は、地球の人間についての創造主と宇宙文明と地球に追放されたルシファーたちによるものだからです。

天照大御神と月読命と須佐之男命が生まれたことは、この契約を交わしたことを表しているのだと思います。

人類は二度と滅ぼされない

聖書の創世記に、ノアの大洪水の後に神は二度と全人類を滅ぼすことはしないという契約が書かれています。

9:9「わたしはあなたがた及びあなたがたの後の子孫と契約を立てる。 9:10またあなたがたと共にいるすべての生き物、あなたがたと共にいる鳥、家畜、地のすべての獣、すなわち、すべて箱舟から出たものは、地のすべての獣にいたるまで、わたしはそれと契約を立てよう。 9:11わたしがあなたがたと立てるこの契約により、すべて肉なる者は、もはや洪水によって滅ぼされることはなく、また地を滅ぼす洪水は、再び起らないであろう」。 9:12さらに神は言われた、「これはわたしと、あなたがた及びあなたがたと共にいるすべての生き物との間に代々かぎりなく、わたしが立てる契約のしるしである。 9:13すなわち、わたしは雲の中に、にじを置く。これがわたしと地との間の契約のしるしとなる。

(「創世記」9章9節~13節より)

この内容からは、人類は二度と神から洪水によって滅ぼされないという安心できる内容にも思えます。

しかし契約という言葉にはただの一方的な約束というより、何か意見の違いや立場の違いがあるけどお互いに納得できるところで合意する、という印象があります。

ではその意見の違いとは何か。
私の想像ですがそれは、
創造主や宇宙文明が人間が悪いと判断したら全人類を滅ぼすこと
という創造主や宇宙文明の意見に対し、
全ての人間が悪いわけではないのに、一部の人間が悪いという理由で全ての人間を滅ぼされたくない
という思いの違いです。

そこで創造主と宇宙文明は、創造した地球の人間を守りたいルシファーたちと契約を交わしたのです。

それはこの先人間がどんなに悪いと判断しても、創造主や宇宙文明は人間を滅ぼさない代わりに、人間の文明が進んで一定の条件を満たしたときには最後の審判が行われるというものです。

私が思っている最後の審判は、地球の人類が宇宙文明に入るか入らないかのふるいともいえるものです。

最後の審判では神やキリストが表れて一人一人を裁くのではなく、実際には最後の審判が始まると、自然に人間の魂の中の悪い部分が蒸発してなくなっていくのだと思います。

魂に悪い部分が多いと、その人はほとんど存在できません。
悪い部分が少なければ、最後の審判を無事に乗り越えられて次の新しい文明で生きることができるのです。

この最後の審判があるから、創造主は人間がどんなに悪くても全人類は滅ぼさないと決めたのです。

契約の虹と月の関係

ところで最後の審判は神話や伝説の中の話にも思えます。

本当にあるのか。
それにもしあるとすればどうなるのかが不思議だという方がほとんどでしょう。

これは実際に起こってみない限りわかりませんが、起こったときにはもう最後のときです。
本当だったんだと気づいても、その瞬間に審判が始まります。

宇宙の中での地球の人類の統治権が、地上で一緒に暮らしていたルシファーたちから宇宙文明に譲られ、そのときからおそらく太陽の光は最後の審判の役割をもった光に変わったのです。

ですから太陽の光が最後の審判を起こすのです。

最後の審判の時までに死んでいれば審判を受けないというわけでもありません。
最後の審判は全ての死んだ人もその時に蘇って審判されます。

蘇るというのは肉体も本当に蘇る可能性もありますが、これはどうなるのかわかりません。

しかし最後の審判は時期やタイミングが決められているため、そのときまでは人類はその光から守られているのです。

どうやって守られているのかというと、虹がヒントです。
光の加減で虹が見える現在の地球は、たぶん何かに守られている状態なのです。

シャボン玉が虹色になるように、何かが地球の周囲にあるのです。

大気がその役割なのかもしれません。

今の世界が終わるまでに悪い心をできるだけ少なくすれば蒸発する部分が少なくなり、この肉体のまま次の宇宙文明で生きられるのです。

ルシファーたちはこの猶予を人間に与えてもらうための契約をしたのです。
そしてできるだけ多くの人が次の文明で生きられるように、私たちにたくさんのメッセージを残してくれているのだと思います。

今ではたくさんの宇宙文明の存在がこの地球の私たち人間を見守っています。

最後の審判の太陽の光は創造主と宇宙文明の意志である天照大御神の役割であり、そのときまでその光から人間を守っているのがルシファーたちの意志である月読命の役割なのです、きっと。

月読命にルシファーの意志があるとすれば、最後の審判までは太陽の光から全ての人間を守るための仕組みを月に作ったとも考えられます。
月が太陽の光を変換してくれているのでしょうか。

アミがペドゥリートに初めて会ったとき、海にうつった月をじっくりと見たことがあるか質問したときがありました。
その時はとくに気になりませんでしたが、アミは月の秘密を知っているからこの質問をしたのかなとも思います。

どうやって月は太陽の光から人間を守っているのか、その仕組みはわかりません。
ただ、虹ができるのがその証拠なのです。

このことが本当だとすれば、太陽と月と地球は今は上手くバランスがとられている状態なのでしょう。

三つ巴のマークなどの3がポイントの印はこれを表しているとも考えられます。
八咫烏の3本足もそうかもしれません。
つまり創造主を含む宇宙文明とルシファーたち科学者たちと人間の関係です。

そしていよいよ終わりの時が来たらそのバランスは崩れて今の月の役目は終わり、必ず最後の審判が始まるのです。

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