天照大御神は高天原を治める神で太陽の神ですが、この今の地球は天照大御神の統治が及んでいる世界だといえると思います。
なぜなら大国主命から国譲りがされて天孫降臨したからです。
天照大御神というと神話やお伽話の神様のような架空の存在のように思う方も多いかもしれませんが、古事記は事実をまるで架空の話のように書いたものだと私は思っているので、天照大御神も実在の存在だと思います。
それについて以前こちらの記事で書きました。
関連記事:天照大御神の正体 Vol.138
私が思っている天照大御神とは、この宇宙を創造している法則とそれに従って地球を見守っているたくさんの存在のことです。
それだけではなく、この地球の今の世界が終わるときに行われる全ての仕組みです。
そして天照大御神は聖書の神といわれるヤハウェとほぼ同じではないかと思っています。
つまり天照大御神とはただ1人の人のような存在ではなく、同じ意志を持つたくさんの存在や宇宙の仕組みを大きな一つの神と表しているのです。
古事記の中で天照大御神から地球に派遣されたのは天孫降臨した邇邇芸命(ニニギノミコト)です。
それはまるで創造主から派遣されたイエスのようです。
ただ、イエスは人間として生まれて十字架での死後に復活した後は天に昇っていきましたが、邇邇芸命は直系として天皇の血筋があります。
それが事実だとすれば、天皇も天照大御神の統治の中の一つと考えられそうです。
そして天皇から代々広がった日本人とは。
これについては今回は書きません。
では天照大御神が統治している世界とは具体的にどういうことなのか、私が今考えている内容を書いてみようと思います。
地球から見た宇宙
天照大御神をとても簡単にいえば地球の人間を見守る宇宙です。
他の惑星にも私たちと同じように見守られている生命はいると私は思いますが、天照大御神とは今の地球の私たちの立場から見た宇宙です。
それは宇宙文明の存在だけではなく、宇宙を支配している法則である愛に従ってこの地球に仕組まれているシステムなどを含んだ全体を指します。
人間を見守っているとはいっても、人間一人一人の平和や安全を永遠にただ見守っているというわけではありません。
それでは天照大御神の統治の意味がわかりません。
実際に人間は今も死んでいるし、この世界は平和で安全とはいえないからです。
ですのでそういった危険から守ってくれているわけではないのです。
では私たちの何を見守っているのかというと、人類全体の進歩を見守っているのです。
それは恐らく私たち人間が次の文明に進歩するまでです。
しかし万が一、次の文明を迎えるまでに核や他の何かによって人類が滅んでしまったとしたら、その時はその時点で救われている人々だけで新しい地球に新しい世界を作ることになるでしょう。
その時点で救われている人々とは、遥か昔に人類が進歩することが決まってから、地球の人々のために用意された別の惑星に死後に再生されている人々のことです。
このことについては以前にこちらで書きました。
関連記事:14万4千人の意味 Vol.94
そういったすでに救われた人々と、今生きている人の中で次の文明で生きることが許された人々の数の合計が144,000人になるまでは、この地球の人類は滅亡しないように宇宙文明の存在から守られているのです。
7:3「わたしたちの神の僕らの額に、わたしたちが印をおしてしまうまでは、地と海と木とをそこなってはならない」。 7:4わたしは印をおされた者の数を聞いたが、イスラエルの子らのすべての部族のうち、印をおされた者は十四万四千人であった。
(「ヨハネの黙示録」7章3節~4節より)
ちなみにこの「印」を真似て獣の刻印が作られるのだと思います。
関連記事:獣の刻印とは何か。神による印から考えてみました Vol.76
もしも現在、救われた人々の数がすでにその数に達していれば、次に何か人類が滅亡するくらいのことが地球に起こったときは、その異変はもう宇宙文明によっては止められないでしょう。
ここから考えられるのは、現在の地球はもしかしたら何度か滅亡の危機があったかもしれませんが、私たちが気付かないうちに宇宙文明の人々によって滅亡を食い止められていたかもしれないということです。
ですが、その人々の数が今は何人いるのかは私たち人間にはわからないため、これまでのように滅亡を食い止めてもらえるかどうかも今はわからないのです。
2013年のロシアの隕石は、あのまま落下したら大変な被害が出ていたといわれます。
しかし、謎の物体が隕石を貫通して隕石が分裂して被害が小さくなったのは、もしかしたら宇宙文明の存在と関係があるかもしれません。
今の時代は科学技術が進歩したため、昔よりも遥かに危険な状態といえます。
技術の進歩と共にある人間のエゴによる戦争の可能性は、人類を滅亡させるくらいとても危険です。
そのことを私たちに警告してくれているものは数えきれないくらいあるでしょう。
聖書や「アミ 小さな宇宙人」や「地球人は科学的に創造された」、それから「奇跡のりんご」を書いた木村秋則さんの著書などです。
これらはどれも恐らく地球を見守っている宇宙文明の存在の人々が関係していると思います。
そういった存在は天照大御神の統治の一部といえるのです。
そのような存在は、今の人類の危機の可能性が少しでも小さくなるように私たちに気づかせようとして助けてくれているのです。
助けてくれていると思う理由は、アミがペドゥリートに会って本を出版させることを「救済計画」と言っていたからです。
ですから宇宙文明の人々は地球の人間を見守りながら、できれば助かってほしいと思っていて、もしも悲惨な結果になってしまったとしたら悲しむのです。
天照大御神はまだ隠れている
現在の地球ではほとんどの人が、天照大御神という存在を実際に感じることはできないと思います。
そのことを学校で教えてはくれないし、たとえ聖書や古事記などを読んでその存在を知る機会があったとしても決して実感はできないのです。
なぜ実感できないのかというと、宇宙文明の存在は今は隠れている時代だからです。
といってもそれは秘密にしているわけではなく、今は地球の人々の目の前には現れないということです。
その理由は普通に考えればわかると思いますが、ほとんどの人がびっくりしてパニックや精神障害を起こしたり、もしかしたら心臓麻痺を起こす恐れがあるためです。
それにもしも宇宙文明の人々が目の前に現れて人類に何か警告やアドバイスをしたとしても誰も信じないし、攻撃さえすると思います。
たとえ地球の軍事力で攻撃しても何のダメージも与えられませんが。
テレビで作られたようなUFOの映像を見るだけでも驚く人がいるくらいですから、私たち人間を気遣ってくれているのです。
とはいえ、テレビに映っているUFOはほとんど偽物か地球のものです。
本物は間違えてテレビに映ることはないし、人間に見られていることもわかっていて、必要な場合にしか人間に見えないようにコントロールしています。
ですから人間の方が準備できたならいつでも姿を現すことはできるし、きっと早く会いたいとも思っているのですが、今は優しさから隠れているのです。
ですが今は公式に現れないだけで、ときどき誰かに姿を見せたりコンタクトをとることはあると私は思います。
私がこう思うようになったのは、アミや「地球人は科学的に創造された」を読んだからです。
これらの本を信じるとすれば、地球を見守る宇宙文明の存在は人間に直接会ってコンタクトをとることがあるのです。
それはそのときに必要だと判断された場合だけだと思います。
そしてある条件を満たせば、宇宙文明の人々が公式に人々の前に現れる可能性もあるのです。
宇宙文明の人々
宇宙文明の存在は、大きさや細かい部分に多少の違いはありますが、多くが人間と似たような姿をした人たちです。
DNAなど細かく調べれば人間とは別の生命体だとわかると思いますが、それでも大きな宇宙の中では人型の知的な生命体の仲間といえます。
地球の中でも人種の違いがあるようなものです。
そういった宇宙文明の人々はみんな、過去にはこの地球の人間のような未開の文明を経験しています。
つまり人類の直接の先祖ではなくても、人生の経験の先輩といえます。
ですから私たちの子供が何をするかが予想できるように、宇宙から見たら未開の文明の私たちのような人間が何を考えどんな行動を起こすのかは、性格の違いはありますが大体はわかるのです。
それに私たち人間の全ての記憶は、受精の瞬間から宇宙文明の中で記録され共有されていると思います。
関連記事: すべての人の記憶はある場所に保存されているかもしれない Vol.37
いちいち一人ずつの人間を監視してはいませんが、何かあればすぐにその人間の記憶を辿ることもできるでしょう。
以前も書きましたが、宇宙文明では全ての人や物の情報が髪の毛の数まで記録されているのです。
関連記事:宇宙の全ての星と人には宇宙文明での名前がある Vol.108
この全ての人の記憶は恐らく、人間が将来宇宙文明の仲間に入る事が決定したときから記録されています。
太陽と月の役割
宇宙文明による全ての人間の記憶の記録はノアの大洪水の後の虹の契約の後からです。
その前はどうだったのかはわかりませんが、多分ノアの大洪水の前の人類は宇宙文明に入るように進歩する予定ではなかったので、天照大御神の統治ではありませんでした。
つまり宇宙文明の干渉はなかったといえます。
ただ人間を創造し観察していたルシファーたち科学者の助けがあっただけです。
その科学者たちはノアの大洪水でノアたちを助けた後も、しばらくは人間たちと暮らしていたのだと思います。
そしてある時点で姿を隠しました。
そのタイミングが古事記での国譲りであり、聖書の創世記の虹の契約です。
古事記の中で伊邪那岐の左目から天照大御神が生まれたというのは、そのときに今の太陽になったのだと思います。
太陽はもともとあったと思いますが、新たな働きが備えられたのです。
それが人間にとっての最後の審判です。
最後の審判は人間の中の愛に則っていない部分を消してしまうものではないかと思っています。
関連記事:天照大御神の本当の力とは Vol.124
なぜ今は太陽の光を浴びても人間は平気なのかというと、これは完全に私の想像なのですが、最後の審判の役割になる光が人間に届かないか無効になるような対策がされているのだと思います。
たとえば大気の仕組みなどによってです。
その対策の効果で今は地球に虹ができるのです。
どんな仕組みなのかは私たち人間にわかるはずがないと思うのですが、もしかすると月が関係しているのではないかと思います。
月に太陽の光から人間を守る何かがあるのです。
または逆に月が配置されたことによって、太陽の光に最後の審判の役割が作られたのかもしれません。
なぜ月が関係していると思うかというと、古事記で月を治めている月読命は、ルシファーたち科学者を表すと思われる須佐之男命と同じか、同じ系統の存在である可能性が高いからです。
関連記事:
●ツクヨミノミコトが表すこの世界 Vol.128
●月の秘密その1 Vol.135
ルシファーは人間を愛していた創造主の惑星の科学者の一人で、宇宙文明からの命令を無視して人間のために行動していた存在です。
もしかすると人類がノアの大洪水の後に発展したとき、最初はその時点で宇宙文明で生きる人間だけを残す最後の審判のようなことをする予定だった可能性があります。
もしも本当にそうだったとすれば、その時点でほとんどの人間が滅ぼされてしまったかもしれません。
しかし人間の良さを知っていて、人類の自らの進歩に期待していたルシファーは、人間が科学的に進歩して精神も進歩させ、人間たちの力だけで宇宙文明に入れるようにときっと交渉したのです。
最後の審判のときまでは人間がどんなに悪い状態だとしても滅ぼすことはしないで欲しいと。
それが国譲りの条件だったのでしょう。
そのようなルシファーの心を考えると、太陽の審判の光から人間を守るのはルシファーの心が反映していると思うのです。
ですから月読命がルシファーの心を表すとすれば、最後の審判がまだ行われないようにしているのは月かもしれないと思ったのです。
この太陽と月の仕組みは決して自然なものではなく、完全に宇宙文明が作ったものなのだと思います。
そうでないと天照大御神として管理ができないからです。
とはいえ、そもそもこの宇宙に偶然とか自然というものがあるのかが疑問ですが、それについてはまた別の機会に書いてみます。
ですから最後の審判は決して自然に起こることではなく、完全に制御されたものなのだと思います。
私たちもいつか宇宙文明に入る時が来るのです。
これはきっともう宇宙文明の中で決まっていることなので、人類がこの先どうなってもその道を歩んでいることに変更はないと思います。
それはたとえ人類が滅亡するくらいのことが起こってもということです。
できれば滅亡するようなことにならない方がいいのですが、それは人間の行動次第なのでどうなるかはわかりません。
人間に与えられた条件は誰も同じ
このようなことが本当にあるのかわからないし確かめることもできません。
ですからこれは信じるか信じないかというものになります。
信じることが良いとか悪いというものでもありません。
それは一人一人の自由です。
そして信じる人は、この天照大御神やヤハウェの思いや意志を理解して生きていくといいと思います。
別にこれは強制ではないし宗教とかそういったことではありません。
ただ、この宇宙には始めから決まった法則があり、それを理解して生きるか無視して生きるかというだけなのです。
そしてもちろんこの地球にも同じように宇宙の法則が及んでいて、その法則に従うかどうかは自由ですが、従わない場合の方が少し苦労すると思います。
たとえば川の流れに逆らいながら泳ぐのと、流れに沿って泳ぐようにです。
どちらが良いか悪いかの問題でもないし、ただそういった法則があるというだけです。
どちらでもこの法則の中で生きることには変わりありません。
それは宇宙の法則に従うことといえるのですが、天照大御神としての統治があまりにも大きすぎる規模なため、今生きている私たちにはよくわからないのです。
ですが、わからないからといっても関係ない人間は一人もいません。
少なくともこの地球はノアの大洪水の後に天照大御神の統治になったので、地球の未来は天照大御神の意志の通りに進んでいくと思います。
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