月の秘密その1 Vol.135

古事記

今回は月についてのお話です。

月は地球の衛星ですが、ただの衛星ではないでしょう。
そう思う理由は月の象徴とされる神が神話に登場するからです。

神話に登場する神とされるものは、創造主や宇宙文明の存在と無関係ではないと思っています。

ですからきっと月も創造主や宇宙文明がどこかで関わっています。

それはこの地球の未来にも関係しているかもしれません。

ツクヨミノミコトの真実

月の神といえば、古事記での月読命(ツクヨミノミコト)が有名ですね。
月読命については、以前こちらの記事でも書きました。

関連記事: ツクヨミノミコトが表すこの世界 Vol.128

私なりの考えですが、古事記の神々は特定の実在する神という存在ではありません。

人間を創った創造主や宇宙文明の存在たちが地球での出来事に関わったことや、人間を助けるためのある働きを神と表しているのだと思っています。

ですから古事記などで別々の神とされていても、実際の出来事では同じ人物が関わっている場合もあると思うのです。

このブログではすでに何度か、須佐之男命の正体は人類を創造した科学者のルシファーたちのした事を表すのではないかと書きました。

関連記事: 人間を創造した科学者たちの話 Vol.139

古事記には、オオゲツヒメノカミが口から吐き出したもので須佐之男命をもてなそうとしたために、須佐之男命がオオゲツヒメノカミを殺してしまうという話があります。

そして日本書紀にもこれと似たエピソードがあるのですが、そちらは須佐之男命ではなくツクヨミノミコトが保食神(ウケモチノカミ)を殺した話になっているのです。

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このことから、月読命と須佐之男命には同じ起源があったり、同じ人物とまではいかなくても、同じ志を持った存在が関わっているとも考えられます。

つまり、須佐之男命と月読命にはルシファーかルシファーと同じ志を持った存在が関係しているのではないかと思います。

人間を守るもの

ルシファーは人間を創造した創造者のうちの1人で、人間に科学知識を教えてしまった存在です。
「教えてしまった」というと悪い事にも思えますが、もしも人間に科学知識が与えられなかったら、現在の地球の人類の文明はありません。

ですからルシファーは、私たちから見れば人類を助けた存在で、ルシファーの行動や志とは、地球の私たち人間を守り育てたいというもののような気がします。

なぜなら自分で創造した知的な人間たちを、ルシファーはまるで自分の子供のように見ていたからです。
そんな人間が、何も知らずにただ生きているだけという状態に耐えられずに科学を教えてしまうくらい、ルシファーは人間を想っていたのです。

しかし科学を教えられた人間には、宇宙文明では恐らく二つの道しかないのです。

それは、宇宙文明全体がその成長は危険だと判断した場合には人間を滅ぼす道と、与えられた科学知識によって人間たちだけで進歩し、最後の審判を受けて宇宙文明に入る道です。

そして地球の人類は今まさに後者の道を歩んでいるのです。
ですから人間がどんなに悪いと判断されても、この世界の終わりのときまで滅ぼされることはないのです。

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人間を守り、宇宙文明に入るまで見守るということがルシファーたち科学者の意志なら、月読命が表しているものは私たちを守る何かだと言えると思います。

須佐之男命と月読命の違いは、須佐之男命は地球で直接人間と関わって人間を助けましたが、月読命は人間との直接の関わりを持たずに、間接的に人間を助ける役割を持っていることです。

つまり月には、現在の私たち人間を守っている何かがあるのかもしれません。
例えば地球を見守る何かです。

何から私たちを守り、それがどういったものなのかについては、次回に書いていこうと思います。

関連記事:
月の秘密その2 Vol.136

ツクヨミノミコトが表すこの世界 Vol.128

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