マイクロチップは獣の刻印なのか Vol.52

世の中について

私たちがいるこの地球の世界はどこに向かっているのか。

2018年5月18日の「やりすぎ都市伝説」を見た感想は、こんな感じでした。
聖書をずっと読んでいる人はきっと、いよいよ「ヨハネの黙示録」にある獣の数字や獣の刻印の世の中になっていくと考える方もいるかもしれません。

獣の数字や獣の刻印が善か悪かは置いておきます。

今回は最近話題のAIや最新テクノロジーによって、私達はどうなっていくのか、そして今話題のマイクロチップはやっぱり「ヨハネの黙示録」にある獣の刻印なのかについて、私なりの考えを書いていきます。

最新テクノロジーは人の仕事を奪うか

現在のこの世界では科学技術やさまざまなテクノロジーがどんどん進化しています。
このこと自体は悪だとは言えません。
人それぞれの考え方にもよりますが、そのテクノロジーで生活が楽になっている人もいるからです。

実際に、体が不自由な人でもやりたいことが簡単にできるような世界になっています。
ですからそういう人たちにとっては人生の大きな助けになっているので良いものと言えるでしょう。

また、今の生活がより便利になることも多くの人にとっては良いことです。
それまでの作業が短縮できて便利になった分だけ、それまでなかなか出来なかったことに集中することもできるからです。

もし、そのせいで仕事が減ってしまうと考えるならばそれは時代遅れです。
これまでの歴史の中でもそういう事があり、多くの仕事が消えていきました。
代わりに新しい仕事ができてきました。
そうして今のこの世界があるのです。

その作業をする事に意味があるのなら、そういった人はあえてすれば良いだけです。
しかし、しなくても良い単純な作業や重労働はどんどん削減すればいいと思います。

仕事が減るとか無くなる心配をしている人は、今本当に自分がしたい事やできる事について考えてみる事をおすすめします。

新たな仕事の形を見つける事ができるでしょう。

マイクロチップは善か悪か

この最新のテクノロジーや科学については、聖書や「神」をずっと信じていた人にとっては悪魔の作ったシステムや罠だと考える人もいるでしょう。

確かに悪魔のシステムの中で生まれたテクノロジーもあるかもしれません。
特に今話題のマイクロチップは、聖書にある「獣の刻印」かもしれないといわれています。

マイクロチップの根底にある考えや目的は人々の管理やお金の流れの管理です。

マイクロチップは人々の生活を豊かにするというよりも、管理する側の便利さを優先しています。
貨幣の無い世界になるわけではなく、お金の管理がしやすい世界を目指しています。
むしろお金に執着してしまう恐れもあります。

ですから管理者側にとっては良いものですが、管理される側の人にとっては特にメリットはありません。
むしろ体に異物を埋め込むのでデメリットの方が大きいと思います。

このことから、マイクロチップは今のところ私達一般の人々にとっては手間が省けて便利なこともありますが、利益に感じることは少ないと思います。
ほぼ管理者側のためのものでしょう。

例えばドアのロックがマイクロチップで開けられるのと、指紋や瞳孔や顔認証で開くのは、開ける人にとってはそれほど変わりません。
手をかざすか顔や目を近づけるか、です。

スマートフォンやスマートウォッチをかざすくらいでも私は不便ではないです。

そのマイクロチップに個人の様々な情報や資産を詰め込んで歩くのは、いくらセキュリティやロックがあっても不安です。

テレビなどでは便利さのアピールや、時代の流れに乗れないなどと不安をあおり、多くの人のマイクロチップへの抵抗を無くしていこうとする感じがひしひしと伝わってきます。

法律では決して禁止にはしないと思うし、むしろいつか強制される恐れもあります。

その時どうするかは個人の自由です。
でもその結果どうなるかをよく考えておく必要はあります。
それが今のこの時期なのです。

獣とは人間のこと

聖書での獣とはこの時代の世代の人間のことです。
この時代とは、核を兵器として使うようになった1945年以降の人間の時代です。

関連記事:聖書の666の本当の意味と獣の刻印 Vol.19

この今の時代にあるのは、様々な欲望が渦巻いている人間の世界です。
この人間の世界で競争に勝ち抜いて成功したいとか、この現在の人間の世界で不死の肉体と富を手に入れたいと思いますか?

そう思えるなら、あなたは立派な獣の人間です。
この世界で生きて行くために、成功するためにこれからも努力していくのでしょう。
そしてそのような人はこの世界で成功するためにマイクロチップを手にも脳にも埋め込むでしょう。

この現在の欲望の世界が獣の人間の世界なので、この世界でだけ役に立つマイクロチップは「獣の刻印」と言えるかもしれません。

この人間の世界で不死になれば、死後に創造主の惑星で再生されることも裁かれることも無くなるかもしれません。
それが聖書での「世を愛する者」です。

世と世にあるものとを、愛してはいけない。もし、世を愛する者があれば、父の愛は彼のうちにない。 すべて世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、持ち物の誇は、父から出たものではなく、世から出たものである。 世と世の欲とは過ぎ去る。しかし、神の御旨を行う者は、永遠にながらえる。

(「ヨハネの第一の手紙」2章15節〜17節より)

「世」とはこの現在の世の中のことで、「世にあるもの」とは現在のこの地球にあるものです。
「愛してはいけない」とは、この世にあるものに執着したり命よりも大事にしてはいけないということです。
厳密には、ものや人を大切にしたり思うことと、何よりも大事にすることは違うと思います。

この世にあるものは、現実に生きている私たちには必要なものもたくさんあります。
生きている限り、必要なものは大切に使うべきだし、一緒にいる人も大切にするべきです。
しかし、執着しすぎて何よりも大事だと思うべきではないということです。
うまく伝わらないかもしれませんが。

わかりやすいのは所有することです。
今の世の中はほぼ全てのことで所有することにこだわります。
自分だけの物として物を持つことですね。

しかし、これからの時代は所有にこだわらず、物は共有するようにするといいと思います。
車でもパソコンでも、現在は所有することがステータスになっています。
しかしこれからは、必要なときには使い、共有できるものはできるだけ共有すればいいのです。
その結果、この世界でムダなものが減っていくと思います。
所有するためのお金も無駄だと思うものがたくさんあります。

悪魔のシステムが蔓延しているこの世界での成功にはこだわらず、この世界に創造主の願いを実現しようと努力をし、この世界で生きることにこだわらない人が「神の御旨を行う者」です。

どちらが良くてどちらが悪いかは、それぞれの人の価値観なので自由です。
どうしてもこの世界で欲望を満たして成功したいのなら、「世を愛する者」にならないと成功はできないでしょう。

しかし、もしも聖書を信じて神と言われた創造主を信じて従うなら、「神の御旨を行う者」になることをおすすめします。

どちらも手に入れることは不可能です。
世を愛するか、創造主の願いを実現する努力をするかです。

私のこの考えは、「真実を告げる書」が含まれる「地球人は科学的に創造された」を参考にした考えなので、信じるか信じないかは皆さんの自由です。

コメント

  1. まさみ より:

    とても興味深く面白く読みました。
    私も都市伝説から始まり、量子力学、人間も原子から構成されているので、周波数の影響もダイレクトに受けるだろうとか、どんどん興味が多岐にわたり、膨らんでいます(笑)
    聖書はエホバの証人の人間的に尊敬できる方から色々教えてもらっていたので、ほんの少しは知識が元々ありました。(でもどうしてもエホバの証人にはなれなかった…)
    そして、都市伝説の関さんの話が進むにつれて、これは終末論の神を支持するか?それともサタンを支持するかの選択の分かれ目の時期に入っていて、サタン側への誘導みたい…としか思えなくなって、楽しくなくなってきました。
    YouTubeの都市伝説類も楽しくよく見てたのですが、今までとは傾向が明らかに変わってきていて、チップを入れることは決して悪いことではない。みたいな論調になってきているのでモヤモヤしています。(危険だ そんなものを簡単に自ら進んで入れるべきではない と発信している人も本当に少数だけどいます)
    なので、色々検索してここにたどり着きました。
    書かれている事すべてに同意できて、非常に納得できたのが嬉しかったので、コメントを書き込まさせていただきました。

    • babel より:

      >まさみさん

      コメントありがとうございます!
      初めてのコメントなのでとてもうれしいです。

      聖書というと、宗教のイメージが強くてやっぱり少し構えてしまいますよね。
      今はネットでもすぐに読めるので、気軽に読んでみるといいと思います。

      量子力学はよくわかりませんが、もしかして全ては同じ最小単位の物質(原子?)からできているかもしれないことと関係あるのかもしれませんね。
      私も最近はそのことをずっと考えています。

      最近の世の中の動き、特に都市伝説界は数年先を行くものだと思うので私も興味津々で観ています。
      しかし、何事も淡々と感情を込めずに見ることも今は大切なことだと思います。
      そうして自分の中でその情報を処理して考え、受け入れるか受け入れないかを判断していけば、それほど大変なことにはならないと思っています。

      これからも世の中の出来事と聖書を照らし合わせながら、私なりの視点で記事を書いていきますので、よかったらまた読みに来てください。

  2. まさみ より:

    お気に入りに登録して、ちょこちょこ読ませてもらってます。
    これからもよろしくお願いします。
    家族や友達はこういう話に全く興味がないので、ネットがあって良かったなぁとしみじみしてます。
    真実を告げる書 改 地球人は科学的に創造された  もそのうちに買うかもしれません(笑)

    • babel より:

      >まさみさん

      私も周りでこの話ができる人はほぼいないんです。
      これからも色々な角度で書いていきますので読みに来てもらえると嬉しいです。

      「地球人は科学的に創造された」は、スマホやパソコンがあれば、PDFで無料でダウンロードして読めますよ。
      そこからプリントしてもいいですしね。
      でも本で読みたいときはアマゾンでも買えます。

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