獣の数字の666の本当の意味と獣の刻印 Vol.19

真実を告げる書

666という数字を知っていますか?

宗教や陰謀論、スピリチュアルの世界では有名な数字です。
「悪魔の数字」や「獣の数字」、「獣の刻印」といわれています。
その呼び方からも、なんだか恐ろしい不吉なイメージがあります。

なぜそういわれているのかというと、聖書に書かれているからでしょう。
私も聖書を読む前は(といってもまだ創世記の途中です)、単なる陰謀論の中での不吉な数字だと思っていました。

その書かれている箇所というのが、聖書の中でも恐ろしい内容が書かれているという「ヨハネの黙示録」なので、さらに不吉なイメージがあるのだと思います。

ただし、じつは聖書には「悪魔の数字」とは書いてありません。
「獣の数字」とあります。

この数字の意味とは?

666の意味とは

聖書の「ヨハネの黙示録」にはこう書いてあります。

ここに、知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は六百六十六である。
(「ヨハネの黙示録」13章18節より)

その数字ははっきりと666と書かれています。
「ここに知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい」とは、なぞなぞの問題を出されているようです。
あなたは解けましたか?

この数字の意味は、聖書では「獣の数字」とありますが「人間をさすもの」とも書いてあります。
悪魔とは書かれていません。
というより、人間をさすとはっきり書いてあります。大きなヒントです。
もう一つのヒントが「獣の数字」です。

「人間をさす」のに「獣の数字」。
この二つのことは聖書によれば同じ666のことです。

このなぞなぞによって、都市伝説や陰謀論の世界では不吉な悪魔の数字だといわれているのでしょう。
そしてこの何とも言えない不気味さを利用して、この世界を恐怖で支配したい勢力は666を使っているのかもしれません。
または意味を知っていて敢えて使っている可能性もあります。

そこでこの数字の謎は解けているのか、ネットで「666 意味」で調べてみました。
出てきた結果はだいたいこんなものです。

  1. 三位一体の位格数1、2、3を足した数字は6。だから6は神を表す数字。
    サタンは神になろうとしているからこの6を使った。
    つまり6はサタン・悪魔を表す数字である。
    →これだと6はまず神を表すのでは?
  2. 6を3つ足すと18。だから18は666と同じ意味の悪魔の数字である。
    →これは666のこじつけなだけで、666の謎を全く解いてはいません。
  3. ヘブライ語やギリシャ語の文字は数字に当てはめられるので、悪魔の名前を数字にして足したり引いたり掛けたりすると666になる。
    →足したり引いたり掛けたり割ったりすれば、いつか666になるものでは?
    やっぱりこじつけに見えます。

だいたいこんな感じのややこしいというか、回りくどい意味が出てきました。
まあネットで検索して出てきたものなので、うわさ程度だと思います。

聖書を教典としているキリスト教でもこんな感じの理解なのでしょう。

私は666の意味としては1番が近い気もしますが、これは悪魔の数字としての解説に見えます。
これでは「人間をさす」の意味がわかりません。
人間が悪魔ということでしょうか。

他にも私の頭では理解できない難しいものがたくさんありました。

そしてどれも、666の数字の謎を解いているとは言えません。
解説を見てもしっくりこないからです。

聖書で予言された世界

都市伝説で有名な、1円玉から500円玉のお金を全部足すと18になるとか666になるというものも、この世を支配したい勢力のメッセージに関係しているのかもしれませんが、聖書のなぞなぞは解いていません。

この数字については、聖書でこれ以外には詳しく書かれていません。
たぶん。
ただ、このことが書かれている18節の前の、16節と17節にこうあります。

また、小さき者にも、大いなる者にも、富める者にも、貧しき者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々に、その右の手あるいは額に刻印を押させ、
(13章16節)
この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした。この刻印は、その獣の名、または、その名の数字のことである。
(13章17節)
(「ヨハネの黙示録」より)

すべての人々の右の手か額に刻印を押させるということです。
その刻印はその獣の名かその数字というと、つまり人間を表す何か、または「666」ですね。
その名前が何かはわかりません。

私は以前、この刻印についてマイクロチップのことではないかと書きました。
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そして先日の「やりすぎ都市伝説 2017年 秋」で、マイクロチップを手に埋め込んだ人たちが、その手をかざしてドアロックを解除したり、自販機で買い物をするところが紹介されました。
そしてその放送で、ついに関氏も手にマイクロチップを埋め込んでしまいました。

わざわざテレビで公開することに意味があるとすれば、それはマイクロチップを世界に普及させることでしょう。
関氏の興奮した様子は、見ている人の気持ちが高まるような印象でしたし。
あの放送でマイクロチップに警戒するように、というメッセージがあるとは思えません。

いよいよこの聖書の通りになっていくのかもしれません。

この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした。

聖書のこの「刻印」がマイクロチップのことだとすると、マイクロチップを拒否する人は、いずれ経済活動が何もできなくなる時代がくるのかもしれません。

獣は悪魔とは違うもの

聖書で言う刻印がマイクロチップだとして、それが良いものか悪いものかは今ははっきりとわかりません。
ただ聖書では「獣の刻印」と書いてあり、そのことについての説明があるだけです。
それが善か悪かははっきりと書かれていません。

では「獣」について考えてみます。
聖書によれば、「獣」は666で「人間をさすもの」です。

「獣」とはつまり、動物のこと?
動物とは本能のまま生きるものです。なぜ人間が獣になるのか。
獣のイメージとしては、良いものというよりは悪いものに思えます。

マイクロチップを入れるとそうなるのでしょうか?
マイクロチップは666に関係あるのでしょうか。

これは、難しすぎてなぞなぞを作った作者の創造主に聞かないとわかりません。

というわけでその創造主のエロヒムがラエル氏に伝えたという「地球人は科学的に創造された」を参考にしてみましょう。

すると「ヨハネの黙示録」について創造主が解説しているところに、獣についての答えがありました。

次に書かれた「獣」とは、すなわち、殺戮のための核エネルギーの使用に他なりません。
(「地球人は科学的に創造された」P286より)

とあり、この後に前述した聖書の「ヨハネの黙示録」の箇所が書かれています。

なんとも予想外の答えでした。

核エネルギーを殺戮に使うことを「獣」と表していたのです。
つまり核を武器として使うことです。
核をエネルギーとして使うだけなら違うのだと思います。

ここでは核エネルギーの使い方を強調していますが、それだけではないでしょう。
好戦的で攻撃的な人間の心を表しているのだと思います。

人類がこの試練を克服して、地上の軍備の完全なる廃棄を達成するならば、人類は決して暴力的ではなく、私たちの遺産を受け継ぐに値することを、私たちに示したことになります。

(「地球人は科学的に創造された」P286より)

軍備とは核による武装のことだと思います。
または、核も含めた軍備があるということ。
つまりいつでも戦う準備があり、戦争をすることを考えているということです。

「抑止力」なんていっても、結局は戦うことが前提の考え方です。

イザヤ書にある言葉はこのことを表しているのだと思います。

2:4彼はもろもろの国のあいだにさばきを行い、
多くの民のために仲裁に立たれる。
こうして彼らはそのつるぎを打ちかえて、すきとし、
そのやりを打ちかえて、かまとし、
国は国にむかって、つるぎをあげず、
彼らはもはや戦いのことを学ばない。
(「イザヤ書」2章4節より)

獣の刻印とは、この核による武装をする時代に使われるようになるマイクロチップということなのかもしれません。
または、マイクロチップだけではなく他の形態のものもこれから出てくる可能性もあります。

「核による武装をする時代」といっても、核の利用とマイクロチップや獣の刻印が直接関係あるわけではありません。
この時代のことを説明するための言葉です。

刻印ですから、イメージとしては人体に直接何かを埋め込むか、ハンコのように押すものでしょう。

666の本当の意味

そして「地球人は科学的に創造された」には「獣の数字」についても書かれています。

666というのは、実験室で最初の人間が創造されてから、現在に至るまでの 人間の世代の数です。
最初の人間たちは、今から1万3000年ほど前に創造されました。1世代の長さを約20年として666倍すると、1万3320年を得ます。
キリスト紀元1945年の、アポカリプス時代の始まりに生まれた世代は、エロヒムにより実験室で最初の人間が創造されてから、666代目となります。
この世代は、ちょうど1945年8月6日に広島で、大量殺人のための核エネルギーが初めて使用された時と一致します。

(「地球人は科学的に創造された」P286より)

666についても明解ですね。
1世代を20年とするというのは、人は生まれてからだいたい20年後に次の世代、つまり子供が生まれるからです。
正確には30年後の人もいれば40年後の人もいる、という反論は何の意味もありません。
創造主がそう計算して予想しただけのことです。

そうして人間がこの地球に創造されてから666世代目の年が、1945年だそうです。
つまりアダムとエヴァが初めて地球に創造されてから続いている世代の数です。
それが広島で初めて核が殺戮に使われた年なのです。

人間が核を開発して殺戮に使うことをこんなに昔から予言していたんです。
「予言」なんていう不思議なものではなくて、厳密に計算されたただの予測です。

その時期がだいたい666世代目だということが創造主たちにはわかっていました。
その時点で創造主たちにとって人間は「獣」になりました。
このことが創造主たちには胎児の成長の過程がわかるようにわかっていたのです。

これは本当にその通りだろうし、そのままの事です。
ただの事実を淡々と書いただけ、という感じです。
その事実を創造主たちからの視点で書かれたものです。

人間が創造されてから一定の期間が経つとこうなるのは、創造主には簡単にわかることなのでしょう。
このことから、地球の人間は宇宙で初めて創造された生命ではないことが想像できます。

人間が核による殺戮を行った666世代目から、1世代を20年とすると現在はさらに数世代進んだ人もいます。
その頃から現在と比べて核による武装や殺戮の危険はどうでしょう?

創造主たちはこのことを人間の世界に直接介入することはせずに、遠くから、あるいは近くから、またあらゆるところから今現在も私たちを見守っているんです。

ただ、私たち人間が核によって自滅しても、もしくは核の武装を全てなくしても、どちらの可能性もあると思いながら第三者的に見ているのだと思います。
しかしきっと、できれば後者が望ましいとは思っているのです。

たとえれば成人して独立したわが子を見守るような感じです。
または子供が無事に生まれてくるのを見守っているようにです。

だから全ては私たち人間の自己責任なんです。

でも1世代を20年として数えるなんて、そんなの難しすぎませんか?
というか、わかるか!という感じです。

獣の意味するもの

私は666が獣の数字という部分が気になります。

人類の666世代目は、多少のズレがあるとしても大体は核エネルギーを発見して殺戮を目的にし始める時期なのでしょう。
それを獣と表現するのもわかります。

しかし獣というと人間ではないイメージですね。
人間は創造主にとっての子供のようなものです。
その子供を獣と呼ぶということは、何の関わりもなくなったような見放された感じがします。

ですので聖書でいう獣とは、創造主を忘れてその想いも忘れて自分たちだけで生きようとすることでもあるのではないかと思います。
忘れるなんて優しい言葉ではなく、知っているのに知らないふりをするとか切り捨てるという感じです。

この感覚が正しければ、666世代目を過ぎた私達人類は獣になるか、創造主たちに創造された人間としてその意志を繋いで生きていくかになります。

どちらが良いか悪いか、どちらを選べばいいのかは個人の自由です。

聖書は事実を記しただけ

「真実を告げる書」をラエル氏に書かせたエロヒムが本当に聖書を書かせた創造主なのかは確認のしようがないので、信じるか信じないかは読者のみなさんの自由です。

私はいつも参考にしている言葉に、
「真理は常に単純である」
というものがあります。

誰の言葉なのかは忘れてしまったのですが、これがこの宇宙の真理だと思います。
この世の中は実は単純なのです。
複雑なのは何かが違うということです。

そしてこの「真実を告げる書」の説明は不思議さやスピリチュアル的な要素が無く、数学的で現実的なとても単純で分かりやすいものです。
これまでのややこしいこじつけとは違います。

そこが私が真実に近いと思っているところです。

聖書が事実を単に記したものだとすると、「ヨハネの黙示録」の恐ろしい内容についてはどういうことなのかが気になりますよね。

この「ヨハネの黙示録」については、また次の機会に書いてみたいと思います。

関連記事:
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