魔物や神様や魔術は科学 Vol.129

世の中について

私は子供の頃、幽霊とか妖怪といった目には見えない存在をなんとなく信じていました。
実際に見えたわけではないですが、普通に多くの子供が信じているような感じです。

ただ私には全く霊感がないため、大人になるにつれてお化けや妖怪というものは架空の存在だと思うようになりましたが、死んだ人の霊はきっとあるのだろうなとも思っていました。

それはテレビなどの体験談を見たり、霊感のある人の話を見たりしていたからです。

結局は、私が信じるのは自分自身の直接の体験ではなく、誰かの目撃談や体験談からということです。

私自身にそういったものを感じる能力がないのですから、誰かの話を信じるか信じないかしかありません。

そして最近は魔物のような目に見えないものを感知できる人の体験談なども見ることがあり、そういったものも実在するのだろうと思うようになりました。

悪魔について書いたときも最初は同じような感じでした。
もしかすると悪魔も魔物も呼び方が違うだけで、実は同じものを見ている可能性もあります。

今回はこの目に見えない世界に存在するものについて考えてみたいと思います。

魔物は存在する

私がそういった情報を見て驚いたのは、陰陽師のような、まるでアニメや映画の世界のようなことが実際にあった出来事として語られていることです。

もちろん私の目で確認することはできないので、本当かどうかなんてわかりません。
しかし、このことは1人の人からの情報ではなく、それぞれ全く別の人たちから同じようなことが語られているのです。

それだけで信じる要素にはなりませんが、嘘か本当かはいくら考えても答えは出ないので、私の中では一旦信じて考えてみようと思えました。

何を考えるのかというと、魔物はどうやって存在しているのかです。

魔物は自然に生まれる

地球の私たち人間は三次元の存在で、今のところ基本的にそれ以上の次元は感知できません。
目に見えない世界とは、この三次元の世界とは別の次元で起こることでしょう。

そんな中で、特別な能力で見えない世界を感知できる人はいるのです、多分。

それは生まれつきかもしれないし、この世界で得た能力かもしれません。

目に見えない異次元の世界では、魔物や神と呼ばれる存在が本当にいて、まるで戦争のように戦っているようです。

見えない世界を感知できる人たちによると、魔物とは人間の悪い感情などが集まってできたりするそうです。

生き霊といわれるものも魔物の一種か、その始まりなのでしょう。

人間の悪い感情が発せられると元の人間から独立した意識になるそうですが、その感情を発した本人はそのことに気付いていません。

そして色々な人間から出た同じようなレベルの意識が集まって、一つの人格を持つ意識体になることがあるそうです。

これらのことは、私たち人間から見ると理解し難い不思議な現象ですが、宇宙の中では一つの科学として当たり前に理解されていることなのかもしれません。

これが自然の法則に則った現象ならば、魔物が作られることも愛による自然の現象なのです。
水が高い所から低い所へ流れるのと同じことです。

創造主の惑星のサタンなどはその仕組みを理解しているので、人間にその方法を教えることもできるのです。

魔物は作り出せる?

また、亡くなった人の霊を捕まえて魔物にすることもあるそうです。

その場合、魔物を作り出すことを目的にしているので、人間の無意識の悪い感情から出来上がる魔物とは別のものです。
はじめから死んだ人の霊や意識を捕まえて魔物にしようとしているからです。

これは人間がしていることかもしれませんが、この方法を人間に教えたのは悪魔などサタンからの使いでしょう。
サタンは創造主から任された人類の監視役で、この世界に罠を張ってどこまで人間が悪くなるのかをずっと見ています。

それが魔物の正体です。

魔物と戦う神とは

魔物を見ている人たちは、同じように見えない世界で神様も見ているようです。

でも神様とはいったい何でしょう?
聖書の創造主は実体のない目に見えない存在ではないので、別の存在でしょう。

魔物などが見える人によれば、神様とは龍だったり、他にも見た目は様々な姿をしているそうです。

そのような神様たちが魔物と戦ったり、神社の神として祀られていることもあるということです。

私は、神様が作られるのは魔物ができる過程とほとんど同じではないかと思います。
魔物が人間の悪い感情から自然に作り出されるのに対し、神様は人間の良い感情から作られるのかもしれません。

目的をもって意識的に魔物を作り出せるように、神様も目的をもって作り出されているかもしれません。
誰が、どうやって作っているのかというと、人間が、創造主や宇宙文明の存在たちから教えられた科学によってです。

それをこの世界では秘儀という形で行われているのです。
私はこの世で秘儀などといわれる隠された技術は全て、宇宙文明から一部の人間に授けられた知恵や技術だと思っています。

ですのでいわゆる「神様」を作ることも、創造主が人間と全く同じ肉体のロボットが作れるのと同じような創造主の科学なのです。

科学といっても、この世界ではまるで魔法のような、魔術のようなものです。

聖書では魔術を一切認めない創造主ですが、認めない理由は現在の私たち人間だからです。
私たちはまだまだ宇宙の文明から見れば小さな子供のようなものです。
どれだけ地球の科学が進んでも、魔術のような科学はまだ決して使ってはいけないくらい人間にとっては危険なのです。
なぜなら人間はまだ欲や恐れを抱きやすいため、魔術を悪用してしまう恐れが高いからです。

核兵器ももちろん危険で、そのために恐らく多くの宇宙文明の存在が地球を見守っていますが、魔術も同じかそれ以上に危険なのかもしれません。

現在、この地球で魔術を使えるのは創造主や宇宙文明の存在から認められた人だけなのだと思います。
それ以外の人には決して魔術は許されてはいないのです。

魔物が人に及ぼすこと

魔物は普通の人の目に見えない存在なので、物質として生きている人間の肉体に直接攻撃などはできませんが、精神には何かしらの影響を与えるのだと思います。

精神に影響を与えることは、その人の意識をコントロールすることになるので、結果的に物質の肉体にも影響を与えることになります。

つまり、魔物がこの世界に本当に存在するとすれば、体が魔物に乗っ取られることも考えられます。

それはずっと体をコントロールされるのではなく、一時的に乗っ取られてコントロールされるのかもしれません。

そしてもし、魔物を自由に操れるとすれば、誰かの行動をコントロールして、現実を思うように動かすことも可能です。

なんだかアニメの世界のような話ですが、恐らく本当にある世界なのでしょう。

目に見えるものしか信じられない人には全くの作り話にしか思えないと思いますが。

魔物に入り込む隙を与えないために

魔物に乗っ取られるといっても、何かが自分の体に入った感覚はなく、ただ自分の思考が何となく変わるのでしょう。

乗っ取られると何となく悪いことを考えてしまい、そこから行動が変わっていくのです。

魔物に乗っ取られやすい人がいるのではなく、心が弱っているときには誰でも魔物が入る隙を与えてしまうのだと思います。

ですのでいつも心を強く保つことが大切なのです。

そんなことを言われても、この世の中で生きていれば心が弱ってしまうこともあるでしょう。

どうすれば心を強く保てるかというと、この世界に張られたサタンの罠を知り、その罠にかからないようにするのです。

サタンの罠とは人間のあらゆる欲を刺激するものです。
または恐れる心ですが、恐れとは大切なものを失うかもしれないと心配する心ですから、元は欲につながると思います。
具体的には富や名声を持ちたいと思う心や様々な欲です。
その欲からは、嫉妬や不安、人を羨む気持ち、所有欲や利己主義や無責任な心などが生まれます。

そのような心に魔物は入り込みやすいのだと思います。

欲が強いときには思いもかけない行動をする可能性があることは理解できますよね。
人よりも先に行きたいとか、誰にも負けたくないと考えているときなどです。

そんなときは冷静ではいられないことが多いため、事故を起こしたりする確率が高くなります。
これが魔物に入り込まれたということです。

もしかすると魔物とは喩えなのかもしれませんが、現実に影響を及ぼすので、魔物が危険なことには変わりありません。

魔物が見えても見えなくても、私たちが気をつけることは同じです。
できるだけ余計な欲を持たないようにし、良心に従って本当の自分の心の声を聞くようにすることです。

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