聖書を知らなくても、都市伝説やオカルト好きの人なら「終末」とか「アポカリプス」という言葉を知っている人は多いと思います。
この言葉は、その言葉が使われている聖書の箇所の恐ろしい表現とセットで広まったために、終末やアポカリプスという言葉自体が恐ろしいというイメージになっています。
終末やアポカリプスといえば「ヨハネの黙示録」ですから。
「ヨハネの黙示録」には人類の滅亡の始まりとも思える恐ろしい表現がたくさん書かれています。
ですが「終末」や「アポカリプス」という言葉にはそんな恐ろしい意味はありません。
見ても聞いても理解できなかった時代
終末とはそのまま、この世界が終わる頃という意味です。
そしてアポカリプスとは、「覆いを外す」や「開示する」というような意味です。
滅亡などという意味はどちらにもありません。
この世界が終わるというのは地球や人類が滅亡するということではなく、現在のこの欲に支配された世界が終わって新しい世界が始まるという意味です。
欲に支配された現在のこの世界では、意図的に人々は真実から遠ざけられてきたのです。
しかし世界の真実を知らずに、自然に地球が新しい世界に変わることはできません。
何も知らずに自然に子供を妊娠することも生まれることも無いのと同じです。
ですからこの終末の時代には、新しい世界に変わるために人々はまず真実を知る必要があります。
といっても今まで隠されていたことを開示するというよりも、すでにあるものや見えていたものの意味を理解するということです。
そして、この時代に救世主が現れて人々に真実を教えてくれることもありません。
たとえ現れたとしてもそれが救世主だとどうやって信じるのですか?
救世主がいるとすれば、それは私たち自身です。
自分で知るしかないのです。
昔から真実は見せられていた
実は、真実は昔から世界中に表されてはいました。
またその書物を読むことのできない者にわたして、「これを読んでください」と言えば、「読むことはできない」と彼は言う。
(「イザヤ書」29章12節より)
ただ、その真実を見ても誰も気づかないし、理解もできなかったのです。
あなたがたは知らなかったか。
あなたがたは聞かなかったか。
初めから、あなたがたに伝えられなかったか。
地の基をおいた時から、
あなたがたは悟らなかったか。(「イザヤ書」40章21節より)
だから誰もわざわざ探すこともしませんでした。
時代がまだ早かったからです。
そして、この時代がやっと来たのです。
世界中を見渡せば、沢山の真実を見つけることができます。
今の時代の人々なら、その真実を見れば理解できます。
宇宙のたくさんの仲間たちからも多くのメッセージが届いています。
そのメッセージも昔から届けられてはいましたが、ほとんどの人は信じないし、無視されていました。
ですが、現在ではもしかすると本当かも?という意識が少しだけ大きくなっています。
何度も書いていますが、この宇宙に神という特定の存在などいません。
聖書の「神」や「主」とはキリスト教の神などではなく、地球の環境を整え、全ての植物や動物、そして人間をここに創造した私たちの創造主のことです。
宇宙の中の両親のような存在です。
聖書を書かせた存在は私たちの創造主だけではなく、たくさんの宇宙の仲間たちも手伝っています。
聖書は地球の私たちのために残されたものです。
ところで聖書にも真実が隠れているのに、なぜこんなに世界中に広めることができたのでしょう。
これはうまくキリスト教という支配のシステムに紛れ込ませたからこそ、隠されずに広まったのかもしれません。
ですから、キリスト教でさえ真実を世界に広めるための下準備だったとも考えられます。
このように、これまで隠されていたものや理解できなかったものが見えるようになり、理解できるようになるのがアポカリプスの時代です。
それが終末の時代に起こることです。
今何が起きているのかが理解できれば恐怖はなくなり、何をするべきなのかもわかってくると思います。
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