虹の秘密 Vol.79

世の中について

聖書にはについて書かれている箇所があります。
それは、創世記のノアの大洪水で人類が一度滅ぼされた後のことです。

わたしがあなたがたと立てるこの契約により、すべて肉なる者は、もはや洪水によって滅ぼされることはなく、また地を滅ぼす洪水は、再び起らないであろう」。
さらに神は言われた、「これはわたしと、あなたがた及びあなたがたと共にいるすべての生き物との間に代々かぎりなく、わたしが立てる契約のしるしである。
すなわち、わたしは雲の中に、にじを置く。これがわたしと地との間の契約のしるしとなる。

(「創世記」9章11節~9章13節より)

虹は創造主がノアの大洪水で人類を滅ぼしたあとに立てた契約のしるしなのです。

この契約により、その後に人間を悪いと思っても創造主はもう人間を滅ぼすことはしないのです。
その契約のしるしとして虹を置いたからです。

これはいったいどういうことなのでしょう。

虹は平和の象徴なのか

ただ聖書を信じている人なら、虹は神様と創造された人間との契約の印なのだ、で終わってしまうでしょう。

それとも、人間はもう創造主に滅ぼされるほど悪いことをしなくなるということを願ってなのでしょうか。
そうであるのはもちろん理想ですが、現在でも人間は悪い事をしなくなったとは言えません。

実際にノアの大洪水の後に創造主は全人類は滅ぼしてはいませんが、主に風俗の乱れによりソドムとゴモラを滅ぼしました。

ですので、その後も創造主が人間を滅ぼそうと思えばいつでも滅ぼすことはできるのです。
しかし、二度と全人類を滅ぼすことはしないと決めたのです。
その契約のしるしとして虹があるのです。

これは虹を象徴として見るためのただの神話なのでしょうか。
虹は平和の象徴ともいわれますし、虹が出ると良いことがあるようにもいわれます。

ただ、平和の象徴といっても人類の平和とは少し違うと思います。
創造主が人類を滅ぼさないという平和だからです。

これだけなら、創造主と創造された人類との約束というだけです。
人類にとっては平和といえるかもしれませんが、創造主にとってはどうでしょうか。

実はこのことが虹の意味なのではないかと私は思っています。

虹は科学的な現象

私がなぜ虹の意味を考えたのかというと、聖書には創造主の惑星の科学についての事実が書かれている部分が多いからです。
むしろ、ただの不思議な神話として書かれている部分はほぼないのではないかと思います。

ですから聖書の中で、現代の私たちにとっても不思議な現象や表現があるのは、地球の科学でもまだ解明できないからなのでしょう。

その中の一つとして虹があります。
わざわざ聖書にしるされているということで、きっと虹にも何かちゃんとした意味があるのだろうと思ったのです。

そこで考えたのは、虹ができる仕組みです。
とはいっても私には完全に理解できる知識はないのですが、なんとなくわかるのは大気中の水分などに太陽の光が当たる角度など、いくつかの条件が重なって虹が見えるということです。

このことは単に科学的な事実です。
ですがこの科学的な事実が聖書に書かれていることが、創造主からのメッセージなのです。

人類の創造

これはあくまでも「地球人は科学的に創造された」を読んだ私が考えたことで、真実は検証のしようがないためわかりません。
ですので、信じるか信じないかは読者のみなさんの自由です。

地球に初めて創造されたときからの人類と、ノアの大洪水の後の人類ではある条件が変わっている可能性があります。
その条件とは、生まれ変わる条件です。

それまでの人類は、ノアの大洪水で魂ごとリセットされてしまったのかもしれません。
または地球で生まれ変わるようになっていたのがなくなったか。
そう思う理由は「地球人は科学的に創造された」にあります。

その中では創造主が人類を創造したときからの事が書かれていて、人類は始めは創造主の惑星の科学者たちによって、惑星の人々の了解を得ずに作られたことがわかります。

パニックを引き起こすことになりうる「試験管ベビー」を創っていることに、私たちの惑星の人々は憤慨しました。もしも、その人間の能力、あるいは力が、創造者のそれを上回ることにでもなれば、脅威になると恐れたからです。

(「地球人は科学的に創造された」p22より)

そして創造主の惑星政府は、地球にいる科学者たちにこのような要求をしたのです。

そこで私たちは、人間には科学的なことは一切知らせずに、原始的な状態で生存させるようにし、また、私たちの活動を神秘化せざるを得ませんでした。

(「地球人は科学的に創造された」p22より)

このように、創造主にとって人類は、現在のように科学的に進歩する予定ではなかった存在なのです。
それは創造主の危険を避けるためです。

そのための措置として、創造主の保護の中でただ生きているだけの計画だったのです。
それがエデンの園です。

しかし人間の創造に直接関わった科学者たちにとって、人間は我が子のように可愛いものになり、賢いこともわかっていたので、ついに科学を教えてしまいました。
その科学者がルシファーです。

へびは女に言った、「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」。

(「創世記」3章4節~5節より)

ルシファーは聖書でへびに喩えられています。
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知能のある人間に一度科学を教えてしまったら、もう無かったことにはできないのでしょう。
そのあとは人類はどんどん科学的に進歩していくだけです。

その時から人間は創造主たちの保護の中で生きることはできなくなり、さらに科学者ルシファーたちは惑星政府から地球に追放されました。

主なる神はへびに言われた、
「おまえは、この事を、したので、
すべての家畜、野のすべての獣のうち、
最ものろわれる。
おまえは腹で、這いあるき、
一生、ちりを食べるであろう。

(「創世記」3章14節より)

そして人間は「楽園」を追い出されたのです。

主なる神は言われた、「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るものとなった。彼は手を伸べ、命の木からも取って食べ、永久に生きるかも知れない」。
そこで主なる神は彼をエデンの園から追い出して、人が造られたその土を耕させられた。

(「創世記」3章22節~23節より)

その後人間たちと追放された科学者のルシファーたちは、結果的に地球でやりたい放題の危険な世界を作ってしまいます。

中には創造主と人間の子供などもいて、巨人やかなりの頭脳の持ち主もいたそうです。

その状況を創造主たちの惑星からずっと見ていた惑星政府の中のサタンは、地球の人間を滅ぼすべきだと政府に訴え、その提案が受け入れられ、人類はノアの大洪水により滅ぼされました。

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これがノアの大洪水までの世界です。

このときの人類は計画的に創造されたとは言えないと思います。
しかし、1人1人の人間にはきちんと魂が宿っていたはずです。
その魂は、ノアの大洪水で全て滅んだのかもしれません。

虹と魂の関係

魂の仕組みについてはちょっとよく理解できていないため、現時点では私もはっきりとはわかりません。

魂と肉体はどう結びついているのか。
魂が生まれ変わることなく滅ぶことはあるのかどうか。
もしあればその後どうなるのか、などです。

魂は滅びず、大きな意識の中に統合されるとも聞いたことがありますが、わかりません。

また、ノアの大洪水までの魂はどうなっていたのかもです。
危険なため、他の惑星には転生させないと思いますが、この地球に転生していたのかもしれません。

それを踏まえて、ノアの大洪水の後について考えてみます。

ノアの大洪水の後に、創造主は全人類を滅ぼすことはしない契約のしるしとしてを立てました。

前回も書きましたが、宇宙の進んだ文明では、肉体が死ぬと次の肉体に記憶を維持したまま生まれ変わるのが普通です。
そうして魂を進歩させていくのです。

しかし、地球の人間はまだ宇宙の進んだ文明には入っていないため、肉体が死んでも次の肉体に生まれ変わるようにはなっていないと思うのです。

もしかすると地球以外でも、宇宙の進んだ文明ではない惑星で生きた魂は、全て生まれ変わるようにはなっていないかもしれません。

これが事実なら、多くの人は本当にお墓で眠っていることになります。
だから聖書には輪廻転生などの生まれ変わりについての記述が無いのです。

何故かははっきりわかりませんが、未開の文明の惑星で生きた魂は、その後に進歩しないまま他の惑星に生まれ変わっては何かがダメなのでしょう。

ただ反対に、進んだ文明の魂が地球のような未開の文明に転生することはあるようです。
理由は様々ですが、進んだ文明からの転生の場合、転生する前の魂は記憶を無くして地球に生まれることをわざわざ選んでいるのです。

しかしこの地球に一度転生したら、地球の人間として魂を進歩させないと次の肉体に生まれ変わることは出来ません。
そのことを理解したうえで地球に生まれている魂もいるのです。
危険な転生だし、一方通行という感じですね。

童謡の「とおりゃんせ」はこのことかもしれないです。

虹ができる本当の意味

この地球の人間に起こる秘密がにあります。
虹は、地球で死んだ肉体の魂が生まれ変わることなく眠っている仕組みの印です。

どんな仕組みなのかはわかりませんが、人間には見えないものによって地球全体がバリアのように覆われているのだと思います。

そのために人間が死んでも生まれ変わることはなく、この世界が終わるときまで眠ったままなのです。
そしてそのバリアがあるから地球には虹ができるのだと思います。
目に見えないバリアに太陽の光と水分が反射したりするからです。

シャボン玉などが、石鹸の膜があると虹色に見えるような仕組みと似ているのかもしれません。
何かが地球を覆っているのです。

そのバリアがあると他の惑星に転生することができないため、どんなに悪い魂が地球にあるとしても、創造主は人間を滅ぼさないと決めたのです。

ただし人間が自滅してしまうことを防いだり助けてくれることはありません。
ですから自滅はしないようにしたいですね。

この虹の仕組みは地球が新しい世界になる時まで続くでしょう。

そしていよいよ地球の世界が宇宙の進んだ文明の仲間入りをすることになったとき、眠っている全ての人間が再生され、この地球を覆っているバリアは必要なくなるのです。

そのときもう地球に虹はできないでしょう。
それは最後の審判のときです。

全ての人の記憶はある場所に記録されているので、その記憶を元に最後の審判が行われます。
そこで新しい地球の世界に住めるのか、または別の場所に移されるのかを判定されるのです。

しかし、獣の刻印を受けた人は再生されないかもしれません。
これについてはまた別の記事で書きます。

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