悪魔の真実。悪魔が必ず滅ぶ理由 Vol.185

真実を告げる書

このブログでは何度も悪魔やサタンについて書いてきましたが、サタンとは「地球人は科学的に創造された」によれば人間を創造した創造主の惑星の住人です。

聖書は創造主や宇宙文明の存在からのメッセージを人間が書き記したものだと思っていますが、そこにはサタンと神がやりとりしていることやサタンが神から許しを得て行動したことが書かれていることからも、サタンは創造主の惑星の住人なのだろうと私は思います。

すると神とサタンの出どころは同じだと考えることができ、サタンが神に逆らって勝手な行動をすることは絶対に無いのです。
なぜならサタンは宇宙文明の存在であり、宇宙の基本法則である愛に則って生きている人だからです。

ですのでこの世界に蔓延っている悪魔の仕組みは全て創造主も承知していることだといえます。
サタンでさえ神には敵わないということではなく、悪魔を人間に仕掛けたサタンは神と言われる創造主の中の1人なのです。
つまり悪魔やサタンも見方を変えると神なのです。

神を信じている人などはそんなことは信じられないかもしれませんが、そう考えた方がこの地球で起こっていることを理解できるのです。

とはいえ、この私の考えは聖書と「地球人は科学的に創造された」を元にしたものですので、信じるか信じないかは皆さんの自由です。

サタンに託された任務

大洪水で人類が滅ぼされることを知らされてからは、人類を助けたかったルシファーたちがノアに宇宙船を作るように指示してこっそり助けていたため、しばらくのあいだ惑星政府は人類が滅んでいないことを知りませんでした。

その頃の創造主たちのことは「地球人は科学的に創造された」に書かれています。

この時、エロヒムは、自分たちもまた、他の世界の惑星からやって来た知的生命体によって、彼らが地球人を創造したのと同じように、実験室で創造されたものであることに気づきました。そして、二度と再び、人類を破滅させないことを決意し、ルシファーのグループが「方舟」の中に保存した生命を、再び地球に移植するのを助けたのでした。
(「地球人は科学的に創造された」p266より)

虹とは、創造主が再び全人類を滅ぼさないと決めた契約のしるしだと聖書にはあります。
関連記事:虹の秘密 Vol.79

人類は再び繁栄することを創造主の惑星政府から許されたので、人間はルシファーたちと一緒に暮らし始めたのです。
もしもこの時、人類が繁栄することを許されなかったら再び滅ぼされて誰もいなくなっていたかもしれません。

このことは、サタンの反対を振り切って行われました。ところが、相変わらずサタンは、人間からは悪しか生じないと決め付け、その破壊への執念は消えることがありませんでした。しかし、そういうサタンではあっても、ヤーウェが率いる不死会議の多数派には従わざるを得ませんでした。
(「地球人は科学的に創造された」p266より)

「不死会議」とは創造主を含めた宇宙文明の中心の人々のようです。
恐らくその人々が聖書の中ではサタンとやりとりしている神として書かれているのでしょう。
そしてサタンは「不死会議」の人々の多数の意見には逆らえないのです。

この時点ではこの地球の世界にはまだサタンの仕掛ける「悪魔」はいませんでした。

こうしてエロヒムは、人間が自ら進歩するのに任せ、そして宗教を創始する任務を負った人たちを選んだり、あるいは人間の間に誕生させたりしました。そして時が至り、私たちが科学的に十分進歩して、合理的な理解ができるようになったときに、創造者たちの活動の痕跡が私たちに認識できるように配慮したのでした。
(「地球人は科学的に創造された」p266より)

ノアの大洪水後に創造主や地球を見守る宇宙文明の存在は、人類の自らの進歩に任せることを決定しました。

ただ、自ら進歩するためには何もせず人間だけに完全に任せておくだけでは何かがダメだったのだと思います。
私の予想ですが、例えば全く進歩が進まないか遅すぎるとかです。
それでは人類の自らの進歩に任せた意味がなくなる恐れがあるのでしょう。

しかしもう科学を知った人間は創造主の保護の元で生きる「楽園」には戻れないので、どうにかして進歩が進むようにしなければならなかったのではないかと思います。
虹の契約で二度と人類を滅ぼさないと約束したので、人類を進歩させるしかなかったのでしょう。
そのため人間に宗教を作らせて「神」という存在を作ったのです。
ですから宗教や神という概念は人間から出たものではなく、創造主たちから与えられたものなのです。

しかし、このように重要なメッセージをこれらの人たちに託す前に、彼らがその創造者たちに対して忠実であり、彼らに話すことの内容については裏切らないことを確かめる必要がありました。こうしてエロヒムは、サタンに預言者を試す任務を与えたのです。
(「地球人は科学的に創造された」p266より)

サタンは人類の悪を訴えてノアの大洪水を起こして人類を滅ぼすきっかけにもなりましたが、その頃は惑星政府に意見をいうだけで人間に直接関与はしていませんでした。
ですのでこのとき初めてサタンは地球の人間に接触し始めたのだと思います。

サタンはノアの大洪水後も人間に対してどこまでも信用しない思いを創造主に訴えていました。

そのため、創造主たちから人間を試すことを任務として与えられましたが、最初は選ばれた預言者だけを試していたのです。

 では、彼ら預言者たちの忠実さはどうやって試すのでしょうか。それはまず、エロヒムの使者によって、彼らがエロヒムの預言者となることを告げさせます。
次いでサタンあるいはその使者が、将来の預言者に会い、エロヒムの悪口をさんざん言って創造者たちを中傷するのです。そして、将来のメッセンジャーがその父たちを否定し、例えば物質的な利益と引き換えに、裏切るように仕向けるのです。
(「地球人は科学的に創造された」p266より)

「サタンあるいはその使者」が、創造主から与えられた人間を試す使命を果たしていたのです。
ですから聖書で悪魔といわれた存在はサタンという一人の人物ではなく、グループとして活動していたのでしょう。

そしてサタンは預言者に創造主の悪いイメージを与えたり人間の欲を刺激して預言者を誘惑して試していたのです。
その中にはもちろんイエスもいました。

聖書によれば創造主は預言者として選んだ人間を「祝福」して富ませることができました。
サタンも同じ惑星の住人ですから、恐らくこの誘惑に乗って従った預言者の候補者を本当に物質的に富ませることができたのでしょう。
ただしサタンの誘惑にはまった人間は預言者にはなれません。

つまり預言者として選ばれた人間もサタンの誘惑に乗ってしまった人間も、どちらも物質的な富を与えられていた可能性が高いです。

ですから預言者として選ばれるためにサタンに試されて誘惑に乗ってしまった人間は実際にいるだろうし、現在の世界で富を独占している人々はその末裔である可能性もあります。

そのような人は預言者にはなれませんでしたが、創造主や宇宙文明の存在を知っています。
その上でサタンの誘惑に乗ってこの世を支配し、創造主の存在を人々から隠してきたのだと思います。
これが現在のこのピラミッド型の社会の始まりでしょう。

ですのでこの世界の仕組みはサタンの誘惑にはまった人間から始まったことですが、創造主や宇宙文明の存在も全て承知していたことなのです。

それならばいつか創造主がサタンを退治してくれると思う方もいるかも知れませんが、そんなことはありません。
創造主はサタンに人間を試す役割を与えたので、悪魔の支配を人間が自ら克服するのを待っているのです。

悪魔でも自然の法則には逆らえない

このようなことは、地球のような宇宙の中での未開の文明の惑星にはだいたい同じように起こっているのかもしれません。
そして自らの進歩で未開の文明から抜け出すか自滅するかしかないのです。

サタンは愛とは正反対の方向に人間を誘いますが、その結果は最終的に愛に則ったものになっていきます。

愛に則ったものとは、例えば愛とは反対の言動をすればその反動で何か辛く苦しい思いをすることです。
なぜならこの宇宙の法則は愛だからです。

重いものは下に沈み、軽いものは上に行くのと同じようにごく当たり前のことです。

神と悪魔は同じところから来ていると言えますが、悪魔は自然の法則に反しているため必ず最後は滅びるのです。
この場合はサタンに誘導された人間の意識や人間の作った仕組みは存在できなくなるということです。

人間の心の中にも神といえる愛があり、その法則に逆らうことは誰もできないため、サタンの誘惑によって生まれた悪の心や意識は最後に消えることになります。
その時、人間の中にある愛の心が悪の心より多くなければ、その人は新しい地球には住めないのです。
それが最後の審判の結果に繋がるのだと思います。

楽園から追放されず、永遠に創造主の保護の元で生きていればそんなことは起こりませんでしたが、その代わりにこの世の楽しさというものを何も知らずに生き続けることになると思います。
最初から「この世の楽しさ」を知らなければ不幸だとも感じないと思いますが、禁断の果実を食べて一度この世界を知ってしまったら知らなかった頃に戻ることはできないので、今の私たちは先に進むしかないのです。

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