天照大御神の正体 Vol.138

キリスト

天照大御神は古事記に登場する神で、日本書紀では天照大神となっています。

古事記などの神話に登場する神は実在した存在だともいわれます。
ただ、神話のとおりに実在したのなら、神話がそのまま事実だということになります。

ですが神話にはそんなことあり得ないと思ってしまう話が多いです。

神の話なので、私たち人間には見えない世界での出来事だとも考えられますが、わざわざ人間のために神話が残された何か意味があるのです。

ですから神話はただの完全な作り話とはいえないと思います。

つまり、やはり実際にあったことを神話として書いているのです。
ただ神話は本当のことをそのまま書かずに、たとえで書いたものと考えるのが自然です。

今回は天照大御神とは何かを考えていきます。

天照大御神は実在する

これまでこのブログでは何度か天照大御神について書いています。
天照大御神として実在した神は神話では一柱の神ですが、実際には大きな存在を表しているのだと私は思っています。

わかりやすく言うと、天照大御神とは地球の人間にとっての創造主や宇宙文明のことです。
単純にそういった存在のことだけを指すのではなく、その存在たちの人間に対する共通の意志とも言えます。

この地球に人間を創造した創造主たちは、その時はすでに宇宙文明で生きる存在だったので、宇宙の法に従って生きることが基本です。

それはこの宇宙の法である愛に基づいて考え行動することです。

天照大御神とは、この地球の人間全てを宇宙の法に従って統治する存在やその意志のことです。

アミも宇宙文明の存在ですが、地球だけでなく他の未開の惑星の進歩も助けています。
ですからアミのような存在も私たちから見ると天照大御神の一部といえると思います。

では人間を統治するとはどういうことなのかを考えてみます。

人間を統治する力

宇宙の法である愛に基づいて人間を統治するとは具体的にはどういうことでしょうか。

愛とは簡単に言うと自然なことや自然に任せることです。
それは文字通りの自然であり、この宇宙の全ての法則のことです。
例えば重力や慣性の法則のような。

この法則は物理だけでなく、実は人間の心にも作用しています。
人間にとっての愛も基本は自然に任せることで、それは人間の自由を尊重するということです。

この宇宙は全体で大きな一つの生命でもあります。
その宇宙にとって、地球の人間が好きなように生きることはその行いによっては危険な場合もあります。

人間をただ自然に任せて放っておくというのも一つの愛といえるのかもしれませんが、それは人間にとってです。
それでもそのままにするということもまた愛です。

ただそうするならば、その結果宇宙に何か重大な問題が起きたとしてもそれさえも自然に任せるくらいの大きな覚悟が必要です。
たとえばこの宇宙がなくなってしまうかもしれないくらいのことです。

それだけ地球の人間のような生命を創造するということは大きな責任が伴うのです。

そのため、一度は人間の悪の部分が大きすぎるという理由で地球の人間を滅ぼす決断をされました。

しかし人間を愛していた存在によって人類は守られたのです。
そして再び人間は繁栄しました。
その世界は以前のときよりは格段に良くなったと思います。

そこで宇宙文明の存在たちは、地球の人間が好きに生きても宇宙に悪い影響を与えないようにある対策をしたのです。
それが最後の審判です。

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これが宇宙の法に則って人間を統治することであり、そのための契約なのです。
それは人間のためでもあり、宇宙のためでもあります。

そしてこのことが天照大御神の誕生を表しています。

ですから私たちがどんなに悪いことをしたとしても今は大丈夫なのです。
大丈夫というのは人間にとってではなく、宇宙にとってです。

それが天照大御神の力であり役目なのです。

この世界には天照大御神という宇宙文明の存在を知っている人たちは絶対にいるでしょう。
それはただの自分なりの考察や推理ではなくて、古代から正式に知っている人々です。
聖書を書き記した人々はもちろんですが、他にもたくさんいると思います。

この世界で身分が高いとされている人ほど知っていると思います。
その人々は最後の審判ももちろん知っているので、中には天照大御神を恐れている人もいるでしょう。
そのため、この世界には裁きをどうにか逃れようとしている存在もあると思います。

私は天照大御神の役目の中にイエス・キリストも含まれていると思っています。
そしてイエスこそ、私たち人間を宇宙の法に則って直接助けてくれる存在なのです。

イエス・キリストの役割

天照大御神とは、創造主や宇宙文明の存在がこの宇宙の中で人間を統治していることを表すものであり、またその全体の仕組みのことだと思います。

どちらかと言えばそれは人間から宇宙を守るというような、宇宙を優先しているものといえます。

そんな中、創造主や宇宙文明の存在たちは人間を助けるために何人もの人を地球に生まれさせました。
その人物の一人がイエス・キリストなのです。

イエスは人間と創造主との仲介者のような役割を与えられていました。

この地球の人間はどんどん創造主の存在を忘れ、いつしか消してしまっていたからです。
創造主にとっての人間の罪とは、創造主や宇宙の法である愛を忘れることや知らないことです。

私たちを創造してくれた創造主を忘れたり知らないままでは、私たち人間はどこから来たのかを知らないばかりか、人間の起源は自然発生で、人間は自分たちだけで成長したと考えることになります。

すると、地球が新しい文明に移行するときに行われる最後の審判についても信じるか信じないかというよくわからないものになってしまい、どう生きるべきなのかもよくわかりません。

これは例えばこんな感じです。
自分の子どもをとても愛して育てていたのに思いがけないことで別れてしまったとします。
子どもは自分を大切に育ててくれた親の存在を知らず、忘れて生きていくことになります。

親はそれでも子供が幸せならいいと思うでしょう。
しかし、もしも両親が誰かと決めた子どもの将来の約束があるとしたら?
例えば子供自身があることをしないと必ず何かで死ぬことになってしまうなどです。

この約束があることを両親は直接子供に伝えたいけれど、会うことはできない状況です。
手紙を書いても本当の両親かどうかを証明できないので、その内容も信じてもらうことが難しいです。

するとその子供はその約束の存在を知ることもなく、このままではあることをしないと死ぬということもわからないままです。
両親はそれでは子供があまりにもかわいそうだからと、本当の両親の存在を証拠を見せて子供に伝えてくれ、その約束についても教えてあげられる人を子供の元に派遣するのです。

これが私たち人類にとってはイエス・キリストなのです。

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人間が創造主を知らない状況はつまり、宇宙文明や宇宙の法である愛も知らないため、人間の進歩がかなりゆっくりになってしまうか、反対に悪い方に進んでしまう恐れもあります。

今の地球の仕組みならば、たとえ人間がどんなに悪くなってしまっても宇宙には影響がないのですが、人間一人一人には大きな影響があります。

イエスはそんな私たち人間に創造主の存在を伝え、さらにできるだけ多くの人が悪に向かわず進歩へ近づくことができるようにたくさんの言葉を残してくれました。

十字架で死んでから復活したのは、創造主の存在を示す確実な証明のためです。
死んだ人間を復活させることができるのは人間以外しかいないからです。

イエスは命をかけて創造主の存在を人間に伝えたのです。
そうして人間の罪をなくそうとしたのです。

このイエスが、今の私たち人間を救うために創造主や宇宙文明から与えられた存在です。

人間が進歩すれば宇宙全体に悪い影響を与える恐れは小さくなり、結果的には人間と宇宙を守ることに繋がります。

この役割を持ったイエスは天照大御神の一部なのです。

さいごに

今回は天照大御神とはどんな存在か、私なりにだいたいわかったことを書いてみました。

天照大御神は宇宙を人間から守るために生まれた神ですが、同時に私たち人間を見守り、最後の時までそっと導いてくれている存在です。
これを元にして世の中を見てみると、天照大御神の力というものがどこにあるか見えてくるかもしれません。

これが真実かどうかはわかりません。
一つの見方として参考にしてもらえたら嬉しいです。

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