地球の新しい世界とはどんな世界か Vol.83

キリスト

現在の地球は、もうすぐ新しい世界になると様々なところで言われています。

ですのでこれは多分、確実な証拠は無くてもかなりの確率でその通りなのでしょう。
私もそう思っています。

ただ具体的にどんな風に新しい世界に変わるのか、どんな世界になるのかはそれぞれ表現が違うため、はっきりとはわかりません。

ある説ではまるで神話やおとぎ話のような表現をされたりしていますが、また別の説ではSFのような話だったりします。

しかしこれらはそれぞれ全くの別の世界についてのことを言っているのではなく、同じことについて言っていると考えた方が自然です。
仏教での極楽浄土といわれる状態なのだと思います。

今回は、もうすぐこの地球に訪れるかもしれない新しい世界について、私なりに考えていることを書いてみようと思います。

世界が新しくなることは決まっている

このブログでは何度か書いていますが、地球が新しい世界になることについての私の考えは聖書と「地球人は科学的に創造された」を参考にしています。
それから「アミ 小さな宇宙人」シリーズ3作も参考にしています。

これらの書籍に共通するのは、地球の人間が創造されてから地球をずっと見守っている地球外の進んだ文明の人々が、地球の人間にコンタクトをとって書くように依頼して書かれたものということです。

聖書に関しても、聖書が書かれた経緯や真実は「地球人は科学的に創造された」の内容によれば、人間を創造した創造主が書くように依頼したものです。

というわけでこれが本当なのか嘘なのかは検証できないので、信じるか信じないかは読んでいる皆さんの自由です。

これらの書籍には、はっきりといつとは言えませんが、もうすぐ地球が新しい世界に変わるということが書かれているという共通点があります。

そして同じように、誰もが新しい世界に住めるわけではないことも書かれています。
その条件とは、現在の地球の世界に住む人にとってはかなり難しいと感じる人も多いでしょう。

このことについて、イエスが弟子たちに話した場面が新約聖書の「マタイによる福音書」にあります。

19:23それからイエスは弟子たちに言われた、「よく聞きなさい。富んでいる者が天国にはいるのは、むずかしいものである。 19:24また、あなたがたに言うが、富んでいる者が神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」。

(「マタイによる福音書」19章23節〜24節より)

ここでいう「天国」や「神の国」というのは、死んでからの実在するかしないかよくわからない世界ではなく、地球にもうすぐ実現する新しい文明世界のことです。

イエスはここで一つの例を挙げています。
それが、この世界での富を大事にしている人が新しい世界に入ることが難しいということです。
「難しい」だけで不可能とは言っていませんが、らくだが針の穴を通る方が簡単だというくらい難しいそうです。

らくだが針の穴を通るなんて不可能に近いですが、つまり富んでいる人が「神の国」に入る方がさらに不可能に近いのです。
お金を持っていることがダメなのではなくて、この世界での富に執着しないことが大事なのだと思います。
必要ならいつでも全財産を放棄することができるくらいの心でいることを言っているのです。

私自身はこれらの書籍しか読んでいませんが、おそらくもっと沢山の同じような書籍が世の中にはあると思います。
そして書くように依頼した地球外の存在は一つの惑星や場所から来たのではなく、様々な惑星の異なる生命体なのでしょう。

ただ共通しているのは、みんな一定の進歩の段階を抜けた進んだ文明の存在だということです。
どの存在も、この地球という惑星が今は新しい進歩の段階にいることを知っていて、そのことを色々な方法で私たちに知らせてくれています。

そして地球に住む私たち人間も、その進歩の波に乗って進歩できるのです。
しかしここで進歩するかしないかは一人一人の自由なのです。

ただ、これらの書籍に出会って読む機会があったという人は、その人が進歩することを望んで今のこの地球に生まれてきた可能性が高いです。

生まれた時代によっては、新しい世界に変わるところを見ることなく亡くなっていった人はたくさんいます。
しかし現在のこの時代に生まれた人は、今の肉体で生きたまま、新しい世界に移行する瞬間に立ち会える貴重な体験ができる可能性があるのです。

世界が変わるとき

では、どうやって新しい世界に変わるのか。

現在の地球の世界情勢を見ると厳しい道がありますが、人類が滅亡してはいない現在にはまだ望みはあります。

「新しい世界に変わる」というと、いまいち現実的でないファンタジーの世界でのことのように感じてしまうと思います。
これは具体的にどんな風に世界が変わるのかがイメージできないからです。

ですので、まずは世界がどういう経緯でどう変わっていくのかを、おとぎ話など不思議なものでなく、私たちが現実的にイメージできることが大切です。

今まで何度か書いたように、地球の新しい世界とは宇宙の文明の中での進んだ文明になります。
宇宙の中の進んだ文明とは、テクノロジーの進化はもちろんですが、エゴが限りなく小さく争いの一切無い、誰もが平等の世界です。

そこでは誰もが宇宙の真理を理解し、お互いを尊重します。
そんな世界が今の地球で実現できると思いますか?
現在の世界の現状を見るとかなり難しい気がします。
でもまだ世界は変われる可能性があります。

なぜなら私たちは滅亡していないからです。

どうすれば世界が変わるのかというと、この世界から全ての武器や武力をなくすことが第一の条件です。
といってもただ単に武器や武力を放棄するということではなく、地球全体の人々の意識から攻撃的な心がなくなり、武器や武力が必要ないと自ら思える平和な状態になるということです。

次に、私たち人間を創造した創造主の存在を認めることです。
それと同じように、宇宙の進んだ文明の多くの仲間がいることも認めることです。

これは一部の人にとっては難しいでしょうけど、地球に住む大多数の人々にとってはそれほど難しいことではないと思います。
ただちょっと、かなりビックリするかもしれませんが。

なぜなら、このことが実現するときには、なんと私たちをいつも見守っている宇宙の仲間の人々が私たちの前に正式に姿を現すからです。

その時は、地球での死後に地球人のために用意されている惑星にすでに肉体を再生されて現在も暮らしている人々も現れるでしょう。

これは聖書でいわれる、キリストの再臨です。

実際にキリストが現れるかどうかはそれほど重要ではありません。
そのときの世界の状態が大切なのです。
恐らく地球用の惑星に肉体を再生された人々の中にイエス・キリストもいると思うのですが、どの人がキリストかはよくわからないだろうし、そのときの地球にいる人々は誰もがキリストのような意識を持っているからです。

どんな風に最初に正式に現れるのかはわかりませんが、空にいる人は宇宙船で降りてくるのだと私の中では思っています。
地球の内部にいる人々も、宇宙船で現れると思います。
もしかしたら洞窟からかも。

しかしこの時までには、この地球では宇宙船が普通に見られるようになっているのだと思います。
宇宙の仲間の存在を多くの人が認められるようになっていることも重要なことだからです。

私はまだUFOなどの未確認飛行物体は見た事がないので、是非見たいです。

新しい世界で暮らしはどう変わるか

地球が新しい世界に変わったあとはどんな世界になるのかを、私なりに想像してみました。
とは言っても全くの私の妄想ではなく、「地球人は科学的に創造された」やアミの本を参考にちゃんと考えたことです。

すぐに全てが変わるのではありませんが、少しずつこんな世界になっていくでしょう。

こんな世界が実現する前提として、住む人のエゴは限りなく小さく、社会では利権による独占や所有の概念が無く、そのためにお金というものも無くなります。

まず生きるための労働は全て機械化され、わざわざ人間がすることはなくなります。
エネルギーはフリーエネルギーなので無限です。

家事はほとんど自動化され、どんどん便利になるでしょう。
農業などの食料を作る作業も自動化され、作られた食料は誰の所有物でもないため、欲しい人は自由に持っていくことができます。

でも全てを持って行ってしまう人がいたら?

これは「アミ」でも書いてありましたが、所有とかお金の概念がない世界では「盗む」という概念もありません。
全て自由だからです。

たとえば、必要以上に持っていってしまった人はそれをどうするのでしょうか。
お金や所有がない世界では売ることもありません。

だから自分が必要な分以上に持っていく理由がないのです。
あまり大量に持って行っても運ぶのが大変だし、生ものだと悪くなってしまいますし。
せいぜい家族の人数分ですよね。

それからお金や所有の概念がないので、お金を稼ぐための仕事や食べるために働くという概念もなくなります。

それでは人は仕事をしなくなったり怠けたりするのではないかと心配になるかもしれませんが、人間は、長い間何もしないでいることはできません。
退屈でつまらないからです。

たとえボーっとしたり何もしていないとしてもそれは怠けたとは言わず、ただのんびりやりたいことをしているだけです。
もしかしたら何かをずっと考えているのかもしれません。

新しい世界では、やりたいことをやりたいときに何でもすればいいのです。
だからきっと誰もが自分の得意なことを仕事にしていきます。

成果や成績や経済的な心配をしなくて済むので、自分が本当にしたいことを仕事にできます。
音楽や絵を描くなどの芸術的な仕事や、機械を扱う仕事、農業をしたり新しい技術を考える仕事、人を教育する仕事、研究をする仕事、料理をする仕事など、好きなことをどんなことでも仕事にできるのです。

そして現在の最新テクノロジーはもっと進み、人間がする必要のない力仕事や辛い仕事は全てロボットがしたり、機械化されていくでしょう。

フリーエネルギーや病気を治す技術は一気に進みます。
医療も進み、肉体の寿命を延ばすこともできるし、死は記憶を維持したままただ肉体を変えるだけになるため、恐ろしいものではなくなります。

ワクワクしますね。
この世界がこの地球のまま実現できる可能性はまだあります。

現実に、現在のこの世界ではテクノロジーがどんどん進み、近未来的な世界に近づいています。

しかし、こんな平和で便利な天国のような世界は、現在の地球の状態ではとても難しい気がします。
たとえ今、この世界がこんなふうに変わったとしても、お金や所有の概念があるために競争し、多くの人は本当の自由にはなれないと思うからです。

ですので、まずは所有や独占欲のない世界を目指すことが大切です。
それには人々の意識から少しずつ変わる必要があります。

犯罪はなくなる

新しい世界では現在進んでいる監視社会はなくなると思います。
お金や所有などの欲が無い世界では必要ないからです。

まず、新しい世界になる前には最後の審判があり、悪い事をしたり考えたりする人が新しい世界に住むことはできないので、悪いことをする人や犯罪が増える心配もありません。

最後の審判までは善良だった人が、その後に悪いことを考える可能性もなくはない気もしますが、そもそも悪い事とはどんなことでしょう?

現在のこの世界での犯罪のほとんどが、お金の問題や所有、利権の問題から始まっていると思います。
しかし新しい世界では所有というものがなく、お金という概念もないため、利権も何もありません。

必要なものは自分の必要な分だけ持てばいいのです。

恋愛感情からの犯罪や嫉妬などから犯罪になることもこの世界ではありますね。
しかしそういった感情を持ちやすい人は、最後の審判で新しい世界に入ることができないでしょう。

もし、新しい世界に住んでいる人が悪い感情を持つようになるとしたら、その人は自分でその感情に苦しむことになるため、そこから犯罪になることはありません。

そのくらい、新しい世界に住むことができる人というのは精神的に進歩している必要があるのです。

新しい世界に住むためにどう変わればいいかがわかって、自分も住みたいと思えれば、あとはそこに向かうために努力することが大事です。

そのためにはまず、エゴを小さくすることです。
エゴを小さくするには、必要以上の欲を持たないようにすることが大切です。
現在の地球の争いや戦争は、突き詰めれば全て人間のエゴや欲が大きすぎることが原因です。

だから、一部の人たちにとっては世界が変わることはかなり難しいことなのです。

しかし、ただ知らなかっただけの人々は、こんな世界が来るとわかってそこに住みたいと思うなら、精神の進歩のために努力できると思います。

多くの人々のエゴが小さくなれば、所有したいという欲もなくなり、人が人を騙すこともなくなるでしょう。

するとほとんどのものや場所は共有することができます。
そうなったら国境も必要なくなるし、最終的にはお金という概念もいらなくなります。

必要以上の欲がなくなると利権などもなくなり、誰もが快適に暮らせるためのアイデアがどんどん生まれ、世界が変わります。

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