宇宙には未開世界と先進世界が存在する Vol.58

キリスト

子どもが成長するには、自分でできるようになる必要があることは多くの人が理解できることだと思います。
そのためには、できるだけ親が手を出して助けたりしないようにすることも大切です。

例えば子どもが失敗しないように、いつも親や保護者が手を出してあげるとします。
アスレチックに挑戦している子供に、いちいちアドバイスして失敗しないようにするなど。
いつもそうしてあげれば子どもは失敗することが少なくなりますが、その代り一人でもできるようになるのが遅くなります。

その原因は自分で上手くできる方法を見つけることができなくなるし、どうすればいいかも学べないからですよね。

このことは子供だけではなく、大人になって仕事をするときにも言えることです。
新人が仕事を覚えるのに、先輩や上司が一度教えてからもずっとついてあげて手伝っていたら覚えるのが遅くなります。

ただ一つだけ例外があるとすれば、命に関わることや会社に大損害が起きる恐れがあることだけは手伝ったり助けるべきだということです。

実はこのことは私たちの地球にもあてはまることなのです。
地球は宇宙の中では未開の文明の惑星の一つです。
宇宙には地球以外にも生命が存在するどころか、たくさんの文明があるのです。
自分たち以外存在しないと考えるのは、未開文明の惑星の考え方です。

このことは「アミ 小さな宇宙人」にある情報なので、本当の話かおとぎ話と捉えるかはみなさんの自由です。

自分の力で成長することが大切

子供たちの成長と同じように、私たちが自分たちだけで進化してくことが、先進世界に移行するには必要なことです。

ある世界の科学の進歩がその世界の人間の精神の進歩よりも進んでしまったとき、その文明は自滅してしまう確率が高くなってしまうそうです。

そして残念ながら現在の地球の文明はそのように自滅の恐れがとても大きい状態のようです。
これは全くのデタラメでもなく、今の地球に住んでいる私たちなら理解できることだと思います。
実際に現在の地球では第三次世界大戦核戦争の危険がまだあります。

先進世界の人が未開世界の人類の進歩に直接関わってはいけないけど、間接的にアドバイスをしたり気づかせることはできるようです。

そして、もしその文明が滅亡するようなことがあれば、滅亡を止めることはできませんが、ある条件になるまで遅らせることができるようです。

「地球人は科学的に創造された」の中で、創造主たちは人類の進歩や発展に貢献した人などの数が14万4千人になるまでは人類が滅亡するような大災難を遅らせるようにしているとあります。

この総数が、大体14万4000人になるまでは、最後の大異変を私たちは遅らせるでしょう。この数が、再び地球上に生命の営みが可能になったときに、新しい人類の出発のためには必要なのです。

(「地球人は科学的に創造された」282ページより)

ただしその判断は、その文明の人類の創造に直接関わった創造主に当たる人に限られるかもしれません。
私がこう感じている理由は「アミ」の続編の「もどってきたアミ」の最初にこう書いてあるからです。

文明世界が集団的に未開世界とかかわりをもつことは宇宙の法で禁止されていて、未開文明の進歩・発展のためには、あの神秘的な”救済計画”にのっとり、ほんのわずかに、それをほのめかすことぐらいしかできないということも教えてくれた。

(「もどってきたアミ」より)

基本的に地球のような未開な文明が発展できるように、先進世界の人々が個人的にアドバイスをすることはできますが、集団で公式に関わることはできない決まりがあるようです。
このことから、私たちの地球に創造主がキリストと一緒に現れるとすれば、現在の地球の状態から抜け出した後ということになります。

この地球の発展を助けるために、昔からこの地球にはさまざまなメッセージが送られているのだと思います。
先進世界の人は直接は手を貸さずに、ちょっとだけアドバイスをしたりほのめかすことは許されているようです。
そのメッセージに私たち人間が気づいて具体的に行動できるようにするためです。

しかし、先進世界の人が未開世界の自滅の恐れがある危機を遅らせることができるとは書いていません。
もしかするとそれができるのは、直接その人類を創造した存在たちだけかもしれません。

現在の地球の状態とは、欲望とエゴに支配され、武器や武力で支配されたこの世界です。
この危機的な状況は、今地球にいる私たち自身で克服するしかないのです。
他の誰も助けてはくれません。

なんとなく助けてくれている人々がいる

私たちの創造主を含めた、たくさんの文明世界の人たちが現在も様々な方法で地球を見守り、地球文明の進歩を手伝ってくれています。
感覚の鋭い人などは、そのメッセージやサインを色々な形で受け取っているのです。
受け取った人は、そのメッセージを世界の人に正しく届け、正しく行動することが大切です。

「アミ」や「地球人は科学的に創造された」は、そのようなメッセージの一つなのかもしれません。
他にもたくさんのメッセージやサインは昔からあるのでしょう。

そして「アミ」によれば、その先進世界の人々の中には、この地球にわざわざ生まれてくる人もいるそうです。
この地球の人間として生まれてくれば、当事者としてこの地球の進歩に直接貢献できるからです。

ただしその場合は、未開世界の惑星に生まれる際にはそれまでの先進世界の記憶を全て忘れて生まれてくることが条件です。
ですから、地球にはもしかすると先進世界から生まれ変わってきている人もたくさんいるのかもしれません。
しかし誰が先進世界から生まれ変わってきているのかは、地球の人はきっと誰もわからないでしょう。

そのような人は先進世界での記憶を忘れ、地球に赤ちゃんとして生まれ育ち、環境によっては精神的にもかなり低いレベルになる危険を冒してまで、この地球を助けるための決断をして来ているのです。
もしかするとこの文章を読んでいるあなたは、そんな先進世界から救済のために生まれてきた人の一人なのかもしれません。

このことを信じるか信じないかは、みなさんの自由です。

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