宇宙にはタイムテレビのようなもので全てを見る技術がある Vol.113

科学

ドラえもんのタイムテレビって知ってますか?
タイムテレビは指定した場所の過去や未来を映して見ることができるという、使い方次第で便利に使える道具です。

これはドラえもんというアニメの世界の話で、ただの空想ではあります。

ですが今の時代は、空想の世界の話だと思っていた色々な事が少しずつ実現しているのも事実です。
ですのでドラえもんのタイムテレビのようなものが本当に開発される可能性も十分にあります。

そしてこのタイムテレビのような技術は、宇宙の文明世界ではすでにあるかもしれないのです。

しかし、この情報は物語として出版されている「アミ 小さな宇宙人」の中でアミが見せてくれたことで事実ではない可能性もあるため、信じるか信じないかはみなさんの自由です。

とりあえずどのようなものかを書いてみます。

光をとらえるだけで

本の中でアミがぺドゥリートに見せてくれたその道具は、小さなテレビのようなものでした。

本の中ではぺドゥリートが、夜遅くに外出しているのでおばあちゃんにバレないかが気になってしまって、アミとの会話に集中できなくなります。
その時アミが、寝ているおばあちゃんの様子を見てみようと小さなテレビを取り出します。

ひと目でその技術のすごさがわかるのは、まるでその画面に映っている場所が現実のように思えてしまうくらい解像度が高いことです。
それに夜なのに昼間のように明るく映るのです。
と言っても実際に私が見たわけではないのですが。
ぺドゥリートの感想です。

そしてもっとすごいのはその仕組みです。

アミがテレビを操作すると、画面にぺドゥリートの家の前の景色が現れ、どんどん進んでいくと家の中に入り、壁も通り抜けていくのです。

小さなカメラをリモコンで飛ばしてモニターで見ている感じです。

そしておばあちゃんが眠っている寝室の中に行くと、おばあちゃんの寝息まで聞こえてきます。
まるで自分がその場に行ったように感じると思います。

それだけでなく、おばあちゃんがぺドゥリートのために用意してくれている夕御飯のお皿の上にお皿を被せてフタをしているところを、被っているお皿だけ透明にして中身を見ることもできるのです。

「どうやってそうさするの?その器械……カメラはどこ?……」
好奇心にかられて聞いてみた。
「カメラは必要ない。この器械は対象をとらえてピントを合わせ、濾過して、選択、増幅して投影するんだ。すごく単純なものだよ。そう思わない?」
いっけん、ぼくをからかっているようでもあった。
「でも夜なのに、どうして昼間のように見えるの?」
「きみの目には見えない“光”をこの器械はとらえることができるのさ」
「ずいぶんふくざつなんだなあ」
「そんなことはないよ。このおもちゃはぼくが自分でつくったんだよ……」
「えー!きみがつくったって!」
「とても旧式なつくりなんだけど、なぜか愛着があってね。小学生のときにつくった思い出のものなんだよ……」

(「アミ 小さな宇宙人」文庫版p49より)

カメラは必要ないそうです。

そしてこの一連のことは、ただぺドゥリートのおばあちゃんの眠りを確認するためだけのものですが、これだけで私たちに大きなメッセージを与えてくれています。

創造主や宇宙の仲間たちはいつでもこの地球を見守っているということをです。
必要ならばいつでもどこまででも見ることができるということを。

善良な人間には希望として、そして秘密がたくさんある悪魔崇拝をしているような人間には戒めのように響くでしょう。

過去も光のひと粒から見られる

この器械のすごいところは、過去まで見ることができることです。
この器械どころか、宇宙の文明世界では当たり前のことだと思います。
まさにタイムテレビです。

その仕組みもアミは教えてくれます。

「そのうえ、あらゆる世界の過去にも波長を合わせることができる……」
「過去にだって‼︎……で、でも、どうしてそんなことが可能なの?」
「かんたんなことだよ。みな、いろいろな方法で保管してあるんだ。すべてわかっていて、“なぞのままであるものは、ひとつもない”んだよ。
いま、その中のひとつの方法を教えてあげるよ。見てごらん。あそこに金色の気球が浮いているね。そう、あの気球が太陽の光を受けると、その反射した光はきみの目にとどく。また別の方向にむかった光、たとえば上のほうに反射した光は、無限の宇宙にむかって進む。その光のどの点でもいいからキャッチするんだ。そしてそれを増幅すれば、未来の時点で、いま、きみがみているのとおなじものを、過去のものとして見ることができるんだよ。」

(「アミ 小さな宇宙人」文庫版p174より)

「なぞのままであるものは、ひとつもない」そうです。
今の私たちには謎であることも、宇宙の仲間たちは全て知っています。
もちろんこの地球のことも含めた、宇宙のことについてです。

保管の仕方はいくつかあるというのは、例えば私たちがSDカードに保存したりUSBメモリーに保存したりクラウドに保存するのと同じようなことでしょう。

このアミの説明が理解できる人ならば、もしかすると今すぐにでも作り出すことさえできるかもしれませんね。
「すごく単純なもの」らしいですから。

ここに書かれていることは物語としての本に書いてあることなので、事実ではないかもしれませんが、同じようなものが宇宙の文明にある可能性は十分にあります。

この事を、地球の私たちに秘密にしておくわけではなく、きちんと本を通して教えてくれているのです。
その理由の一つは、進歩している宇宙の仲間たちは、まだ未開の地球には干渉することが許されていないからでしょう。
ある基準を超えるまでは助けたくても助けることもできません。
だから色々な形のメッセージを送ってくれているのです。

自分の利益や欲望のために、多くの人に隠しているどんな酷いことも、宇宙の仲間たちには全てバレています。
知らないのは地球の人々だけです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました