かごめ唄の暗号とは Vol.89

世の中について

かごめ唄には暗号が込められているとか、いくつもの意味があるなど、様々な憶測がされています。

どれも深い考察がされていて、もしかすると全部が本当かもしれません。
つまり、かごめ唄はいく通りにも読めるように綿密に作られた多次元的な唄かもしれないということです。

今回はこの「かごめ唄」について考えていこうと思います。

かごめ唄とは

まずは、かごめ唄を見てみましょう。
一般的に広く知られているのはこちらです。

かごめかごめ
カゴの中の鳥はいついつ出やる
夜明けの晩に鶴と亀がすべった
後ろの正面だあれ

子供の頃、目を隠してしゃがんだ1人の子をみんなで囲み、その子のまわりを手を繋いでぐるぐると回りながら歌いました。
そして歌い終わったらそこで止まり、中の子は後ろに止まった子が誰かを当てるという遊びです。

歌いながら私はこの歌の内容を想像してましたが、さっぱり意味がわかりませんでした。

一つ一つの日本語の意味はわかるのですが、全体が繋がらないので、文のイメージがバラバラで浮かんでくる感じです。

子供の頃はこの遊びのための歌だと思っていたので、「籠の中の鳥」とは真ん中にしゃがんでいる子の事だと思っていました。

そして後ろにいるのは誰でしょう、という特に深い意味は無い歌だと思いました。
ですので、都市伝説などで色々な解釈を見てびっくりしたと同時に、怖くなったのを覚えています。

いったい誰が、何のためにこの唄を作ったのだろうかと。

暗号が込められたもの

この歌詞をこのままヘブライ語で読むと、全く違う意味の言葉が浮かび上がるというのは有名で、沢山の方が紹介されています。
ですのでここではそれは省略します。

暗号と聞くと聖書やダヴィンチの暗号が思い浮かびます。
どちらも、いく通りかの捉え方があるというのが共通しています。

私なりの解釈ですが、聖書やダヴィンチの暗号の役目は、創造主や宇宙の真実を今の時代の人に知らせるために、長い時間をかけて世界中に広めておくことだと思っています。

しかし作成された当時は、暗号の内容はタブーとされていたことなので、伝えたい本当の事は絶対に知られてはいけなかったのです。

もし暗号が権力者などにばれてしまったら、その作品は決して世界に広まらず、今の時代に真実を伝えることもできなくなるからです。
そのために、ただの物語か伝説のように書いたり、何でもない肖像画に隠したりしたのです。

しかし、多くの他の作品と同じレベルでは後世に残すことが難しいため、かなり優れたものや印象的なものにする必要がありました。
実際に、聖書もダヴィンチの作品も現在でも色あせることなく、多くの人の目に触れています。

さらに言えば、ここまで広まっていることを考えると、それらの作品はその時代の権力者や支配者層に都合の良いメッセージを含んだものである可能性まで考えられます。

あえてそうすることで、真のメッセージまでも同じく広めることができるからです。
真のメッセージは、現代の私たち人類へ伝えるためのものです。

かごめ唄も聖書やダヴィンチの暗号と同じように考えると何かわかるような気がします。
子供の遊びとして歌を作り、遊びと一緒に自然に受け継がれるようにしたのです。

さらには、暗号として広まっている説の一つに徳川埋蔵金についてのものがあります。
埋蔵金のありかを示す暗号と言われると、多くの人が広める可能性があります。

しかし全くのデタラメでは誰も信じないので、これも本当なのかもしれません。
このことは、この唄を日本中に広めるための一つの手段なのです。

つまり、かごめ唄の本当の目的はこの歌を世界中に広めることなのです。

かごめ唄に隠された意味

ここまで書いておいて、現時点でかごめ唄の具体的な暗号は結局よくわかりません。
とりあえず、この記事を書きながら1つずつ考えていきます。

かごめかごめ

まずは「かごめかごめ」。

「かごめ」と2回繰り返すことで「かごめ」が2つあるように思えます。
「かごめ」とは籠の目の形のことです。

これです。

このシンボルについては以前に書きました。
関連記事六芒星とダビデの星と籠目紋の繋がりとシンボルの意味 Vol.71

2つの籠の目と聞いて思い浮かぶのが、イスラエルの国旗やダビデの星の六芒星と、日本の籠目紋です。

遠い2つの場所に、偶然同じシンボルが使われているのです。
それは一部のイスラエルの人々が日本に渡ってきたからだという説もありますが、そうではなく、遥か昔に同じ創造主たちが別の2つの場所でそれぞれの人々を導いたからではないかと私は思っています。

同じ創造主といっても、同じ人ではなく別の人だった可能性はあります。
地球の人間を創造した、同じ惑星から来た別の人々です。
または同じ意思をもった人々です。

ですからイスラエルと日本の文化は似ている部分がたくさんありますが、もちろん違うところもたくさんあります。
たとえ同じ創造主の惑星の知恵を受け継いでいても、地域の違いがあるからです。
しかし大事な核となる部分が共通しているのだと思います。

「かごめかごめ」は、その創造主の影響を強く受けているイスラエルと日本のことなのかもしれません。

創造主の思いを知る2つの場所の人々に呼びかけているようです。

籠の中の鳥はいついつ出やる

「籠の中の鳥」とは何かの例えだと思いますが、何でしょう。

私は籠に閉じ込められている鳥という感じがします。
その鳥はいつになったら出てくるのかと。

もし、この唄に本当に暗号があるとすれば、きっと創造主や今の世界と新しい世界についての真実だと私は考えています。

この暗号の内容から逆に追ってみると、籠の中とはこの地球です。

今の地球は私達には見えない仕組みによって、死んでも生まれ変わらないようになっていると思います。

なぜかというと、この世界で人間が自分たちだけで進歩するためです。

ノアの大洪水以前の世界では、この仕組みはなかったかもしれないのです。
そのため、創造主は常に人間を近くで見ていて、悪いことをしたら滅ぼすことにしていたのです。

しかし大洪水後、この仕組みを地球に作り、人間がどんなに悪いことをしても最後の審判のときまでは滅ぼしたり介入しないと決めたのです。

この生まれ変わらない仕組みが地球で虹が見える理由です。

関連記事虹の秘密 Vol.79

その見えない仕組みは、まるで籠の目のように地球に張り巡らされているのかもしれません。
その中に私達人間はまだ閉じ込められている状態です。

この仕組みは今の地球が新しい世界に変わるまで続き、人類が自滅することなく無事に精神を進歩させて新しい世界に移行できたとき、この籠の目が無くなるのです。

ですので「籠の中の鳥」が籠から出るときとは、このまま進歩できた私達人間のことを表しているのかもしれません。

この「籠の中」から出るのがいつになるのかは、今地球にいる私達次第です。
しかしそれほど遠くない未来である可能性は高いです。

夜明けの晩に鶴と亀がすべった

「夜明けの晩」とは?
夜が明ける前のまだ暗い時間ということでしょうか。

地球が新しい世界になることを「夜明け」と表現しているとすれば、その前の暗い時間とは、まさに現在の地球の世界のことのようです。

この今の時代に「鶴と亀がすべった」のです。
「すべった」は「滑った」の他に「統べる」という意味があるとも言われます。
統べるとは、合わさるとか統一されるという意味です。

鶴と亀は何かのたとえでしょうけど、はっきりとはわかりません。
象徴的に考えると日本とイスラエルでしょうか?

統一されるということだとすると、南北統一というように対立するものや反対の意味のものではないかと思います。

籠目紋が発見された籠神社は、ひょうたんと関係があるといわれます。
昔はひょうたんに水を入れて使っていましたが、ひょうたんの上の部分を「つる」といい、下の部分を「かめ」と言いました。

これはもしかすると単純に上と下という意味を表しているのではないでしょうか。
鶴と亀とは、お互いが反対の意味になるものなのです。

つまり「夜明けの晩に鶴と亀がすべった」とは、新しい世界になる前には、反対の立場にあるものが統一されるという意味です。

六芒星は上向き三角と下向き三角を合わせた形で、上の者は下の者と同様である事を表しています。

上と下、右と左、北と南、西と東、陰と陽、月(夜)と太陽(昼)、男と女など。
それは、この世界で対立しているものも全て和解して統一されるということにもなります。

もう一つ私が思いついたのは天と地です。
天とは宇宙文明や創造主であり、地とはこの地球です。
新しい世界になる前には、私たちは宇宙文明の仲間になり、まさに天と地が一緒になるのです。

その世界では一切の争いはなくなるでしょう。

後ろの正面だあれ

ここまできて、「後ろの正面」の意味がさっぱりわかりません。

後ろなのに正面。
正面とはまっすぐ前という意味です。
これも上と下のように反対の意味のものです。

「だあれ?」と聞かれても。
わかりません。

「鶴と亀がすべった」の後というのがヒントになるかもしれません。
その時は、この世界は新しい世界になるときです。
二元性や争いのない平和な世界です。

後ろにあると思っていたけど実は正面にあったもの。
鏡のこと?
鏡の後ろ。
自分のこと?
うーん、それは後ろの正面にはならない。

または太陽か月の反対側?
つまり太陽や月の後ろです。
そこは地球からは正面にある何か。
でも今は見えません。

もう1つの地球といわれるもの?
うーん。
もしそうだとしたら、今は多分わからないでしょう。
今は決して見えないからです。

その時が来たらわかるのかもしれません。

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