聖書が事実かどうかよりも大切なこと Vol.87

真実を告げる書

このブログのテーマのような、伝説なのか真実なのかよくわからないものについては、世の中の多くの人は信じないでしょう。

都市伝説やオカルト的なものは普通は信じなくて当たり前だし、聖書でさえも心から信じている人は神や宗教を信じているだけだという感覚なのが普通だと思います。

ただ、こういった書籍には内容の信憑性よりも大切なことがあります。
それはそのものが伝えようとしている意図やメッセージです。

ノアの大洪水が本当に起こった証拠が発見されたという情報を見たとして、だから何なのでしょう。
神が実在するかもしれないという証拠になるからどうなのか。
または大洪水で人類が殆ど滅んだかもしれない事実があったとして、今の私達はどうすればいいのでしょうか。
それすら事実の可能性を発見しただけで、真実にたどり着くには程遠いと思います。

極端に言えば、聖書も「地球人は科学的に創造された」も全てが嘘でも作り話でもいいのです。
読んだ人がその内容から何かを感じることが大切だからです。

皆さんは映画を観たり本を読んで心が動かされたことがありますよね。
たとえその映画や本の内容が作り話だとわかっていても問題ないのです。
伝えたいメッセージが伝わればいいのです。

映画や本というものは、一人一人にメッセージを伝えるのにとても効率的です。
それと同じように聖書などを多くの人が目にし、読むきっかけがあればいいのだと思います。

メッセージに出会うきっかけ

近頃は都市伝説が注目されたことで、たくさんの人が聖書を目にする機会は増えたと思います。
それでも、聖書を読んでも何も感じない人もいるし、意味がわからなくて読むのをやめてしまう人もいるでしょう。

しかし聖書の意味がわからないけど何かがあるはず、と感じる人も中にはいるのです。
そんな人は、今の時代ならネットですぐに検索でき、たくさんの情報を得ることができます。

おそらく都市伝説などがきっかけで聖書を読み始めて検索した人は、聖書をキリスト教の経典として信じるというより、謎解きとして読んでいる人も多いのではないかと思います。

実際に私は都市伝説がきっかけで聖書を読み始めました。
そして「地球人は科学的に創造された」を見つけることができました。

別に「地球人は科学的に創造された」こそが真実だと言っているのではありません。
その内容を読んで今の世界の見方や考え方が変わったことが大きいと思っています。

また、「アミ 小さな宇宙人」シリーズも私の考えに大きく影響した読み物です。
「アミ」シリーズは始めから物語として書かれたものです。
ですがその内容は、宇宙の真実が書いてあるように思えるし、この地球と地球に住む私達についての真実が書いてあるように思います。

「アミ」シリーズにも同じように言えるのは、内容が真実かどうかではなく、伝えようとしているメッセージが重要だということです。

聖書も「地球人は科学的に創造された」も「アミ」も、最終的に伝えたいことは同じなのではないかと感じています。
どれも私達地球の人間がこの時代にどうしたらいいのかが的確に書かれています。
これについては真実かどうかは関係ありませんよね。
人間として今どうすればいいか、それはこれからのことなので、その結果もこれから起こる未来のことですから。

でもその内容は具体的で、それを実行すると今の世界がどうなっていくかは簡単に想像できることが書いてあります。
難しいことは書かれていません。

例えば、コップの水がこぼれないようにするには水を入れ過ぎないとか、コップを傾け過ぎないようにすれば良い、のようにわかりやすいのです。

ただ、本当に理解して実際に行動に移すか移さないかは一人一人の自由で、誰も他人を強制することはできません。

別にコップの水が溢れるとしても、やりたいことをしたい人もいるからです。

しかし、そもそも聖書やその他のたくさんのメッセージに出会うことすらできていない人が今の世界には多すぎると思います。
多分、今回私が紹介した書籍以外にも、同じようにメッセージを伝えている本や映像や情報はたくさんあるでしょう。

ですのでまずは、こういったメッセージの内容を多くの人が目にする機会を得ることが大切だと思います。
そしてメッセージに出会ったら、それが何を伝えようとしているのかを考えてみるといいと思います。
その上で受け入れるか受け入れないかは自由です。

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