黙示録の「死んだことはあるが世々限りなく生きているもの」と7つの教会 Vol.68

キリスト

ヨハネの黙示録には、ヨハネが創造主から伝えられた事が書いてあります。
また、ヨハネが体験したこととヨハネが見た事も書かれています。

それはこの部分でわかります。

この黙示は、神が、すぐにも起るべきことをその僕たちに示すためキリストに与え、そして、キリストが、御使をつかわして、僕ヨハネに伝えられたものである。

(「ヨハネの黙示録」1章1節より)

「ヨハネの黙示録」は「キリストが、御使をつかわして」ヨハネに伝えられたものです。
イエスではなくキリストと書いてあることに意味があるのかはわかりません。
御使とは、「地球人は科学的に創造された」によれば創造主の惑星の人たちのことです。

キリストがつかわしたということは、地球に創造主の惑星の人が来て、ヨハネに会って伝えたのか、またはヨハネを迎えに来て、地球の人々のために用意してある惑星などに連れて行って伝えたのでしょう。

つかわしたというと、地球に来た感じがしますね。

ヨハネに黙示録を託したのは創造主の1人ですが、その創造主の姿や場所、そして話した内容はとても神秘的なものです。

今回はその神秘的な部分に焦点を当て、どういう事なのかを「地球人は科学的に創造された」を参考にしながら読み解いていこうと思います。

7つの教会と基地

「ヨハネの黙示録」の始めに、ヨハネは創造主から次のように言われたとあります。

わたしのうしろの方で、ラッパのような大きな声がするのを聞いた。 その声はこう言った、「あなたが見ていることを書きものにして、それをエペソ、スミルナ、ペルガモ、テアテラ、サルデス、ヒラデルヒヤ、ラオデキヤにある七つの教会に送りなさい」。

(「ヨハネの黙示録」1章10節〜11節より)

「あなたが見ていることを書きものに」するということは、ヨハネが何かを言葉で伝えられるだけではなく、実際に見るということです。

ですので「ヨハネの黙示録」はヨハネ自身が聞いたことや見たことの体験として書かれているのだと私は解釈します。

そして7つの教会への手紙としてメッセージを与えられました。
この7つの教会は、実在するのか何かの喩えなのかはわかりません。

ただ、7という数字は創造主が地球の高い場所などに作った基地の数と同じだと思います。

高い山の上に造られた、創造者たちの基地の跡についての記述は、『アモス書』に見つかります。 

彼は……地の高い所を踏まれる方かた、……。
『アモス書』4章13節

創造者たちは、全部で7つの基地を持っていました。

これらの7つのものは、あまねく全地を行き来するヤーウェの目である。
『ゼカリヤ書』4章10節

(「地球人は科学的に創造された」p60より)

地球に7つの創造主の基地があり、そこからは地球の全てが見えるのでしょう。
カメラよりもずっとすごいものなのだと思います。

この基地があった場所ごとに教会があったのかも知れません。
またはその基地から見た何かの喩えの可能性もあります。

7つの燭台の間に立つ7つの星をもつもの

この後に、ヨハネが会ったのは神ではないかと思われる場面があります。
それがこちらの場面です。

そこでわたしは、わたしに呼びかけたその声を見ようとしてふりむいた。ふりむくと、七つの金の燭台が目についた。 それらの燭台の間に、足までたれた上着を着、胸に金の帯をしめている人の子のような者がいた。 そのかしらと髪の毛とは、雪のように白い羊毛に似て真白であり、目は燃える炎のようであった。 その足は、炉で精錬されて光り輝くしんちゅうのようであり、声は大水のとどろきのようであった。 その右手に七つの星を持ち、口からは、鋭いもろ刃のつるぎがつき出ており、顔は、強く照り輝く太陽のようであった。

(「ヨハネの黙示録」1章12節〜16節より)

燭台とはろうそくを立てるためのものですが、この時ヨハネが実際に見たのはきっと、本当の燭台ではなく、創造主の惑星の科学技術を使った何かでしょう。

ヨハネにはそれが何なのかわからないけど、読む人に伝わりやすいようにヨハネがたとえたのです。

「地球人は科学的に創造された」を確認してみると明解な答えが書いてありました。

彼は、黄金に輝く7つの宇宙船を見たのです。それが要するに「7つの金の燭台」です。それらの間には小さな人がいました。それが「人の子のような者」です。その人は、足までピッタリと張りついた宇宙服を着て、大きなベルト(帯)を締めていました。その皮膚と髪は白く、宇宙服のヘルメットには2つのライトが付いていて、ヨハネは、それを目だと思ったのです。足には、黄色い金属で出来た、絶縁体の分厚い靴をはいていました。そして彼は「大水の轟きのような」大きな声で話しました。手には、7つの電光標示器の付いた装置を持っていて、それを使って、彼の周りの7つの宇宙船と連絡を取っていました。 
それに対して、口から突き出ている鋭どい諸刃の剣は、彼らの出現を恐怖に満ちたものとするために、後世の写本家が付け加えたものにすぎません。こうして、その力が誇張され、初期キリスト教徒の「神への恐れ」が現れてきます。ヨハネの前に現れたのは、紛れもなく私たちのうちのひとりなのです。

(「地球人は科学的に創造された」p279より)

燭台とは宇宙船です。
円盤なので燭台とたとえるしかなかったのでしょう。

そして、口から鋭い剣は出ていなかったようです。
これは書き足されたものです。
もしかすると同じように、聖書には後から書き足された記述があるかも知れません。

宇宙船が7つあるのは、地球の7つの基地と関係があるのでしょうか。

もちろんこの地球の基地は、現在は創造主は使用していません。
遺跡として残っている場所の中のどれかは、その基地の一つなのかも知れません。

「地球人は科学的に創造された」の中の創造主からの説明でわかるように、聖書に書かれている創造主や御使などの神秘的で不思議な表現は、進んだ機械や宇宙船などを見た当時の人からの目線で書かれたものなのです。

現代に聖書の中の事が起こったら、ちょっと不思議でもきっと多くの人はだいたい理解できると思います。

そして、いい加減UFOなどの宇宙船についても不思議な存在というのは終わりにして、そろそろ公式に認めることが必要な段階だと思います。

死と黄泉のかぎ

また次の場面は、まるでヨハネの目の前に神がいるような感じがします。

わたしは彼を見たとき、その足もとに倒れて死人のようになった。すると、彼は右手をわたしの上において言った、「恐れるな。わたしは初めであり、終りであり、 また、生きている者である。わたしは死んだことはあるが、見よ、世々限りなく生きている者である。そして、死と黄泉とのかぎを持っている。そこで、あなたの見たこと、現在のこと、今後起ろうとすることを、書きとめなさい。
(「ヨハネの黙示録」1章17節~19節より)

死んだことはあるが、限りなく生きているとは、神のようで人間のようです。

そして黄泉とは、死後に人間の魂が行くとされているところです。
その鍵を持っているのは、もちろん私達の創造主です。

この場面についての「地球人は科学的に創造された」の創造主からの説明がこちらです。

私たちは、ヨハネに起き上がるように促して、彼が見たこと、彼に口述されたものを書き記すように命じ、時期が到来したときに再び、人々がこの記述を見つけられるようにしました。
私たちは彼にこう言いました。私たちは「初めであり、終わりである」と。
すなわち地球に最初に来た人であり、さらにまた、人類が自己破滅を可能にするエネルギーを発見したときに自己破滅してしまうとすると、最後の人になるということです。私たちは彼に説明しました。彼に話しかけた人はすでに死を経験したが、第一のメッセージに書かれた方法によって再生され、幾つもの肉体を通して永遠に生きているのです、と。

(「地球人は科学的に創造された」第三部 p279より)

私達の創造主は、科学技術で肉体を再生させることができます。
そして私達地球の人間を再生することももちろんできます。

創造主たちは、地球の人々が死んだときに、一定の条件を満たした人を再生する惑星を用意してくれています。

現在でも、死んだ人で再生されている人が何人もいるようです。
それが「死と黄泉のかぎ」でしょう。
死んだ人が全員再生されるわけではないので、「かぎ」なのです。

また、その条件に満たない人には別の様々な道があるのではないかと思います。
それについてはまたの機会に書いてみます。

ヨハネが会った創造主は永遠の命を持った人です。
それは今の私達からするととても不思議で、まるで神様という感じがします。

しかし進んだ宇宙の文明では可能なことで、さらには死というものの捉え方も変わります。

創造主の惑星でも永遠の命を持った人は限られています。
しかし、進んだ宇宙の文明ではそもそも死の概念が恐ろしいものではなくなっているので、たとえ同じ肉体で永遠の命を持たなくても問題はないのです。

これは「アミ 小さな宇宙人」シリーズを読んで私は理解できました。

「ヨハネの黙示録」だけではなく、聖書は全て地球より進んだ文明の創造主たちが、現代の私達が理解できるように、その時代の人たちに託した言葉です。

創造主が今の私達に伝えたい事は、聖書の神秘的な事や伝説の中にあります。
ですので今の私達は、失われずに世界中に伝えられた聖書を理解する努力をしないと、創造主たちが私達に伝えたい本当のことはなかなかわからないと思います。

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